〈質問に返答〉多頭飼い(2才・3才) 拾い食いのお悩み【6】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

〈質問に返答〉多頭飼い(2才・3才) 拾い食いのお悩み【6】

 

前回の続きです。

 

大事なのは打ち合わせ(練習)をする時も実践する時も、飼い主さんが強い意識を持って注意すること。あとはタイミングも大事です。
今食べようとしたやろ。っていうタイミングです。

上から見てて、下を向く瞬間の時にリードを引くのがもちろん良いんですけども、その目当てのものを犬が見ている段階。「今食べようと考えたよね?」っていう時にリードを引くのもOKです。
そしたら犬の方もドキッとするわけですよ。
『ハッ!バレてる、、』って感じで。これ本当です。
練習している時、別に勘違いでも構いませんので、怪しい行動をした段階で注意してくださいね。

こう言った練習を続けていると、犬の方も飼い主さんの目を気にするようになって「お母さんの目を盗んで」とか「タイミングを見て」とかをだんだんしなくなってくるんですよ。
普段から心の隙を突かれてることが多いとそうなるんですよね。
そういう練習していくと飼い主さんの意識が犬に働いていないときでも犬の意識は働いてますから、「あ、今お母さん見てない!食べよかな、、いやでも待てよ、、」という感覚になってくるんです。
だからこういった練習を何回も何回も練習が必要になるわけなんです。

この質問者さんの場合は1頭ずつ練習して、1頭ずつがそれぞれ理解してから初めて2頭で練習、そして外に挑む。という段階を踏むのがいいと思います。

というわけで、拾い食いっていうのは命を落とす危険性と直結してるわけですので、甘く考えて欲しくないなという気持ちを込めて、少し長くなってしまいましたがお伝えさせていただきました。
拾い食いで困っている飼い主さんも諦めずに何度も何度も犬と打ち合わせをして改善を目指していただけたらなと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

最後までお読み頂きありがとうございました。

記事を読んでくださった皆さん、読んだ後に「参考になった!」「賛同できた!」と感じられましたら、ぜひこのプロジェクトを拡散していただけませんか?

そうする事で愛犬と暮らす皆さんが正しい情報を知り、間違った情報を正し、認識を変え、それを日本中に広げていくことが出来ると思っています。

ぜひ皆様のご協力をよろしくお願い致します!

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

関連記事一覧