愛犬との別れの向き合い方【2】
前回の続きです。
「犬は裏切ることはない、裏切るとしたら死ぬ時だ」
僕の師匠が生前よく口にしていた言葉です。
命あるもの寿命というものがあるのでお別れは必ずくるものですが、愛犬に対して自分の精神的なところで依存してしまっている場合、要は日々いろんなストレスがある日常の中で、愛犬がいる事で精神状態のバランスが取れている方の場合はやっぱり立ち直るのは時間かかると思います。
そしてこういうところからペットロスになってしまう方も少なからずいると思います。
ペットロスがいいとか悪いとかじゃないですが、そうなってしまった時は自分の全てを蝕んでしまう訳ですから、ペットロスになってよかったって言う方はいてないわけですよね。
皆さんなりたくてなってる訳ではないですから。
でもどれだけ悲しくても、やっぱりどっかで死というのは受け止めないといけないと思うんですね。
とはいえ、愛犬が亡くなった事に関してどう向き合ったらいいのかっていうのは答えがなく、本当に難しく、苦しい期間が続くと思います。
僕の場合、愛犬が亡くなった後、その日はその感触というか、感触といっても死後硬直してカチカチなんですけど、体をゆっくり触ってとにかく一緒にいます。
そしてこれは僕のリセットというか、見送るということのスタンスの行動なんですけど、亡くなって火葬した後お骨になりますよね。
その骨の一部、本当にちっちゃいのを口に入れて食べてしまうんです。
「えっ何してんの?」って思うかもしれないんですけど、口に入れたときガリガリってなるじゃないですか、噛んだら。そのガリガリって言った瞬間にその犬が骨になったっていうのを実感すること、そして自分の自己満足かもしれませんが、その子が体に一部入った気がするんです。
こうして自分の中で最終受け止めます。
これが僕なりの愛犬との別れとの向き合い方なんです。
【3】に続きます
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