犬の車酔い、意外と知らない正しい対処法【2】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

犬の車酔い、意外と知らない正しい対処法【2】

 

前回の続きです。

 

エンジンをかけた車で待機させて徐々に慣らして、悪いイメージを取っておく。

これに慣れてきたら出発していきますが、ここで本当に1番大きく誤解してる方が多いのは、しんどそうだからと酔って吐いたあとすぐにそこで断念してしまう事ですよね。
酔って吐いてしまったとしても、その先にやっと「慣れる」というところがあって、そこからまたイメージが変わるという段階があります。

なので、1回のドライブというのを結構長くしてあげるのは1つかなと思うんですよ。

僕も車酔いする犬っていうのは、自分の犬も含めて何頭も見てきましたけども、僕のやり方としては基本的には2~3時間、車止めずに動き続けて山道とかもガンガン行きますね。
行ったらもちろん、最初酔うんですよ。酔って吐いたりもするんですけど、そのまま走り続けていたらだんだんやっぱりね、慣れてくるんです。

なので中途半端に10分~30分くらいの車の移動ばっかりだと、酔って、酔いはじめて、ピークで目的地に到着してしまうと。
そうなると、もうイメージとしては「気持ち悪かった」っていうだけになってしまいますよね。
だから、そこで遠距離というか、遠くに行くっていうのを続けてくれた方が、僕は慣れるのがすごく早いかなと思うんですね。

ここまで頑張って付き合って練習させてあげたらいいかなと僕は思っております。

で、そこで車酔いがひどい子での場合はそれをサポートするサプリだったりとか、お薬などを使ってあげるのもいいと思いますね。

お薬の場合は、「モビットバスター」という吐き気止めみたいなものがあります。ただ、日常的に服用してるものがある子は薬の相性もあるので、飲んでもいいのかどうかは獣医さんに必ず確認してあげてくださいね。

 

今までの手順をまとめると、

◉まず出発前はご飯は与えない事。

◉そして普段から車のエンジンかけた状態で15~20分乗せて慣らせておいて、悪いイメージを取っておく。慢性化してる子の場合ですね。

◉実際に長距離のドライブに出る時はお薬やサプリを飲ませてから出発。

◉そしてスタートしたら2~3時間くらいはドライブする。

という風な感じで慣らしていくのが1番いいかなと僕は思っているので、車酔いするという子には一度この手順でチャレンジしてみてください。

1回2回だけではもちろん変わらないので、これを何回も繰り返してあげてみて下さい。そうする事で、だんだんイメージっていうのは変わってくるんですよ。もちろん体も慣れてきますからね。

諦めずトライし続けてみて下さい。

 

【3】に続きます

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

SNS上では記事を分割して更新しておりますが、「いぬプロLINE公式アカウント」では毎週月曜日に記事の全文をLINEメッセージにて配信しております。

https://lin.ee/1cOIoLj3r

ぜひお友達登録よろしくお願い致しますm(_ _)m

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

関連記事一覧