「良い褒め方・叱り方」「悪い褒め方・叱り方」とは【4】

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「良い褒め方・叱り方」「悪い褒め方・叱り方」とは【4

⑵効果的な叱り方

前回までは効果的な褒め方についてお話ししましたが、今回は叱り方のお話です。

例えば、人間社会のルールを全く知らなくて、言葉が通じなくて話せない人がいたとします。
その人に例えばボールペンのこの部分を触っちゃいけないよ、というのを伝えたい時に、その部分を触った瞬間に「だめ!」とか「ノー!」って言われたら、「あ、ここがあかんのか」って分かるじゃないですか。

でもちょっと気付くのが遅くて、少し注意のタイミングが遅れるだけで、一体何に怒られた?という風になってしまうんですよね。

これも褒めの時と同じで、注意すべき行動をし始める初動に対してピンポイントのタイミングに合わせてパッと注意できないと犬はわからないわけですよね。なので本当にタイミングって重要です。

拾い食いもそうですよね。拾い食いも何かを口に入れてからもぐもぐしてる最中に「ダメ!」って言うのじゃ遅いんです。
もっと初動の、その対象のものを拾う瞬間に「だめ!」っとしっかり注意しないといけないわけですよね。
もぐもぐしているタイミングで叱られたら、拾うのはいいけどもぐもぐがあかんねや、って勘違いしてしまうんですよ。
さっきのペンの話と同じですよね。
だからそこのタイミングってものすごく大事ですよっていうことになります。

叱り方に関してですが、叱るって言ってももちろん手や何か道具を使って叩いたりとかは絶対にしません。
基本的にはリードで引くことに徹してます。それ以上でもそれ以下でもありません。
リードだけしか基本的には使わないです。

叱るにしても、相手が勝気で向かってくる場合。この時は厳しく対応していかないといけないです。

家族や他人に危害を加えてしまう行為、犬自らが怪我をしてしまう様な状況の場合ですね。

例えば車とか自転車などに向かっていってしてしまうとか、非常に危ないじゃないですか。

そういう場合は「ダメ」って言葉で言っても意味がないですから、だからその突撃する瞬間にパン!とリードを引いて、今やったことに対して痛みがあるよというのをしっかり伝えないといけないんです。そうしないと犬を守れませんから。

だからそういう時は1番厳しく対応します。

 

【5】に続きます

 

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