【質問に返答】撫でていると突然噛み付くトイプードル(1歳7ヶ月♂)「これは突発性激怒症候群でしょうか?」❶
こんにちは、いぬプロの山本です!
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本日はいただいた質問にお答えしようと思います。
〈質問内容〉
「隣に来てゴロンとなったから、撫でてあげてしばらくすると、
いきなり唸り出して血が出るほど噛み付きます‼️
血がぽったんぽったん流れるほど😢
これこそ突発性激怒症候群では?
トイプードル(1歳7カ月♂)で、去勢してません。教えてください!」
ご質問ありがとうございます!
正直これだけの内容であれば、本当に激怒症なのかどうかというのは非常に断定しづらいところではあります。
突発的激怒症候群というのは本当になんていうかな。
噛む徴候が全くなく、いきなり目つきが変わり涎が出てガブっと噛んでくる。
そして噛んだ後にふっと我に返って、本人は「どうしたん?」「何かあった?」みたいな行動をとるんですね。
例えばそうじゃない噛み方ってあるじゃないですか。
明らかに唸ってて、その後に噛むみたいなね。
普段からそんなふうに噛んだりが結構あるんやったら、これも激怒症とは違うんじゃないかな?っていうふうにも思いますけれども、本当にこれだけの情報ではなかなか判断はできず、何とも言えないというのが正直なところです。
ただこんな風な同じシチュエーションで、「触って触って〜」とよってきたのに、触った結果噛まれてしまった、というパターンは結構あります。
飼い主さんは、「触ってって犬が寄ってきたのに、お腹触ったら噛まれたんですよ」って言うんですよね。
あとは「最初はお腹触っててちょっと触る位置がずれたら噛まれました」とかね。
それって犬からしたら、「触らんかい」みたいな感じで寄ってきてて、で触った瞬間に自分が思ってる場所じゃなかったり、気に入らん場所やったら、「そこちゃうねん」みたいな感じでキレてくるわけです。
それってもう入りとして、「触って?」じゃなくて、「触れ」っていう風な命令を犬からされているわけですよね。
だから今回相談者さんに今までの生活の中で思い返して欲しいのは、こういうシチュエーションじゃない時はどうかということですよね。
例えば好き嫌いが激しいとか、普段からわがままな一面があるとかね。
自分が苦手なことをされると怒るとか受け入れないとか。
ここが当てはまるようであれば、もしかしたら激怒症じゃなく関係性の問題なのかもしれません。
【2】に続きます
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