犬一揆活動1年を振り返る
犬一揆を始めて、約1年半が経ちました。
小さな活動、地道な活動ですが、少しずつ、ほんの少しずつ広がり始めています。
毎月第1日曜日に行っている「犬一揆野外活動ゴミ拾い」。
ここでも、下記のような出来事がありました。
犬一揆参加者が増える喜び
2月とは思えない程の暖かい陽気の中で、「第1回犬一揆野外活動ゴミ拾いin難波宮跡」がスタート!!
軍手をはめ、左手には犬のリードとゴミ袋、右手に火バサミ、そんな格好で、皆が地面を見つめ、ゆっくり、ゆっくり歩く。
この公園はノーリードの犬達がたくさんいることで有名。
参加者は、大きなゴミを拾っても、絶対にリードを放さない。
一つの公園で、リードを持ってゴミ拾いをしている参加者と、ノーリードで犬を放し、遊ばせている人々、二つの光景が入り混じる。
「手伝ってもいいですか?」
ノーリードチームの一人が声をかけて下さる。
「はい!よろしくお願いします!!」
答えると、
「あ!リードを付けなあかんね!」
犬一揆参加者が一人増えた瞬間、私達の伝えたいことが、ほんの少しかもしれないが伝わった瞬間。
犬の本質、付き合い方、向き合いを伝えていきたい
野外活動時だけでなく、普段の散歩でも公園のゴミ拾いをなさる方、よその犬のウンチも必ず拾い、持って帰られる方、ノーリードの犬の飼い主に危険性を訴える方、それぞれの地域で、場所で、犬一揆を伝え、広めて下さっている方々もいらっしゃいます。
ゴミ、ウンチは拾えても、「リードをつけて下さい!」・・・
これを言うのはなかなか難しいことです。
リードを付けない人には、その人なりの言い分があるからです。
「うちのコは咬まないから」「うちのコは車道に出ないから」「走らせないと運動不足になるから」そして「かわいそうだから」
第1話、第2話でもお話ししたように、リードをつけない人達は犬の本質、付き合い方、向き合い方を知りません。
私達は、「ウンチを持ち帰る」「リードをつける」だけでなく、「犬の本質、付き合い方、向き合い方」を伝えていかなければならないのです。
理解し向き合うことで、消えない命があります
犬への愛情の注ぎ方は人それぞれです。
愛さず、処分、放棄してしまう人もいます。
最初は愛情を持っていたのに・・・という人もいます。
「犬の本質、付き合い方、向き合い方」を知っていれば・・・
その犬にとって何が本当の幸せなのかを探っていく気持ちがあれば・・・
リードを放すこともなく、事故もなく、処分、放棄もなく・・・。
「犬の本質、付き合い方、向き合い方」これらは非常に大切です。
一緒に学び、考え、伝え、広めていきましょう!!
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