【危険】ありえない掛け合わせで増えていく乱繫殖のミックス犬について【２】

【危険】ありえない掛け合わせで増えていく乱繫殖のミックス犬について【２】

前回の続きです。

純血種っていうのは、例えば同じ個体で同じ病気が遺伝的にあったとして、それを軽減するために何十年も何世代もブリーディングを行いながら、安定させて初めてミックスから純血種に認められるんですよね。

だからゴールデンなどのよく見かける純血種も、元々はミックスだったはずですし、今いるその純血種達も色んな掛け合わせででてきて、安定させて純血種という風にになっているわけです。
ですから、純血種というところまで持っていこうとしたら、歴史というか時間がかかるんですよね。
たくさん研究していって心身ともに安定した子を作らないといけない訳ですから。

それをね、一部の人が火遊びみたいに掛け合わせをして子犬を作って売るなんて事は言語道断だと思うわけですよ。
でもこういう事情を知らない人からすると、目新しく見えるし可愛いし、欲しくなってしまうじゃないですか。
小さい頃はそんな犬種でもかわいらしいですしね。
かわいいけれども、やはり柴単体でも気がきついところがあるし、怖がりなところもあるし、チャウチャウも言うてみたらプツンとキレて嚙む子も多いんですよ。

でも先ほども言った通り、これはチャウチャウや柴犬がダメだと言いたいのではなくて、そういった相性などを何も考えんとどんどん作るなよと。売るためには手段を選らばずですか？という事を言いたいんですよね。
命を販売しているわけですから、目新しいものを販売してとにかくお金を稼ごうみたいなことはするなと。
本当に腐っているなと思うんですよね。

でもこれも売れてしまえば、また「この掛け合わせ売れるで」とかって言う風に、ありえない掛け合わせのミックス犬がどんどん増えてしまうんですよね。
買う人がいるから、また調子に乗って作る人がいて、「じゃあこんなミックスどうだ」みたいな、「それ斬新やね、いいアイデアやね」みたいなね。アホか！ってね。
次から次にやめろという風に僕は思います。

【３】に続きます

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