【質問に返答!】病院に行けない中型犬MIX(16歳)
「車に乗せようとすると噛み付こうとします。どうやって連れて行けばいいですか?」❷
前回の続きです。
でこの練習をする上で、どうしても犬の体がものすごく動いてしまうんやったら結構きついと思うので、ハーネスにリードを付けた状態でバタバタ動かないようにしながら練習してもらう方がいいと思います。
要は体の静止がいるわけですよ。
リードをちょっと張って動かないように頑張ってもらう。
バタバタしていたらなかなかカラーを当てることすら難しいですからね。
で、マジックテープでとめる時もいきなり広範囲でとめずに、一応とまりますよねというぐらいでとめるようにしてみてください。
後からでも慣れたらとめる範囲はふやせますから。
やっぱりこんな風にカラーを装着するまでのメニューをかなり細分化していくっていう必要があるかなというふうに思っているんですね。
あとはこの練習の大事なポイントなんですが、もし犬が怒ってカラーを噛んできたりしても、絶対やったダメなのが、
❶カラーを遠ざけること❷カラーを落とさないこと
この2つです。
どんだけ噛んでも怒っても、どうしてもここにカラーはありますよ。体の一部に付いていますよという風に徹底してほしいんですね。
要は自分が何かアクションをしたところで、そのカラーは別に自分に害はないけど、くっついたままで現状は何も変わりませんよと示してほしいんです。
そしてそれを繰り返し繰り返し打ち合わせをして、一回で終わりにせず、何回も反復練習をする。
で、何もなかったでしょと。そういう提案をしてあげないといけないわけですよ。
そんな風にしてまずカラーを仕上げるということなんですよね。
勿論少しでも早く病院に行ってあげたい気持ちはわかるけれども、今薬でもうちょっと頑張ってもらながら、カラーの練習をした方が僕は結果的にいいんじゃないかなと思ってます。
【3】に続きます
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