なぜ今柴犬の保護犬が増えているのか?
その理由と対策を解説します!【3】
前回の続きです。
でも今回の話で伝えたいのは、決して「柴犬は外で飼って下さい」という事ではありません。
今の日本で外飼いをしてしまうと夏は暑すぎて、熱中症で倒れてしまいますからね。
なので外に戻しましょうという話ではなく、家の中で飼うにあたっての心構えや教育の大切さを知って欲しいという話です。
「じゃあ家の中で柴犬を飼うにはどうしたらいいの?」という話をすると、やはり生後3ヶ月ぐらいから、しっかりと教育をしていく必要があります。
僕の安全圏内でいうと、例えば生後3、4ヶ月からトレーニングを始めたとしても、僕は1歳半ぐらいまでは絶対にトレーニングは続けることをお勧めします。
最低でも1年と数カ月は絶対にトレーナーにみてもらう必要があると思っています。
なぜかというと僕の経験上、2歳ぐらいまでは性格は変わってくる可能性がありますし、2歳まで見れていると病院での健診や今後経験する様々な事も一緒に取り組めますから、そういうことも含めるというと、理想でいうと僕は2歳なんですよね。
だけどそこまでが難しかったらせめて1歳半までは絶対に見てもらうべきかなと僕は思っております。そのぐらいまで見ておかないとちょっと怖いよということはありますね。
ただ、3カ月、4カ月から僕が見ている犬達っていうのはそのまま育っていくとやっぱりめちゃめちゃいい子なんですよね。
コミュニケーション力もあるんですよ。柴犬でも伸ばせるってことです。
だからこれ僕が思うのは、柴犬は伸び代はめちゃめちゃある犬だと思っています。
明らかにものすごい3〜4カ月で唸ってますよという子はそれはまた別のトレーニングというか、強化しながらになりますが、それでも伸ばしていくことは可能です。
だから柴犬は本当に3カ月、4か月からもうどんどんどんどん教育をしないといけないというのが本音です。
ワクチン打つ前でも家でトレーニングできるわけですから、柴犬を迎えたらすぐにプロと一緒にトレーニングをしてあげるようにお願いしたいと思います。
その小さい子犬の頃というのが、ものすごい大事ですよということですね。
今回の話は柴犬がめちゃめちゃ悪い犬種ですよって紹介ではないですよ。
そうじゃなくて僕は自分が3〜4か月ぐらいから見ている柴犬達が、めっちゃ人懐っこい柴に変身してるし、コミュニケーションもめちゃめちゃ発達してますし、体のこともできるし、私生活に困ることのない柴に育ってくれてるというのを知ってますから、皆さんに教育の大事さというものを知っていただいて、1頭でも飼育放棄される犬が減ってくれたら、という思いで今回発信しております。
今柴の保護犬というのは、社会問題の一つにもなっています。
なので今から柴犬を迎えようとお考えの方にこの記事を読んで頂き、和犬として柴犬と向き合うことについての意識を強く持っていただけたらなと思っております。
ぜひ参考にしてください。
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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