ダックスフントの性格 【飼う前に知っておいてほしい注意点❸】

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ダックスフントの性格
【飼う前に知っておいてほしい注意点❸】

前回の続きです。

〈起こしやすい問題行動とダックスと暮らすのに向いている飼い主像〉

大体ダックスの問題行動に困っている方というのは吠えに困っていると言う方が多いです。
警戒心がもともとちょっと強い傾向もありますから、この野太い声での吠えが常習的になってくると、他の犬や人に対して攻撃的な吠えをしてしまう場合もあります。
そして突然攻撃的になるとか、いたずらが凄いとかっていう風な問題もあったりしますね。
そして後はコミュニケーション能力も高いので、分離不安になる場合もある。
だから留守番する時にすごく大きい声で吠えるから苦情が出やすいとかね。
これで多頭飼いやったらなおさらですよね。みんな一斉に思い出しますからね。
すごく大きい吠えの集団になるから、なかなか気を使いますよね。
そんな風な問題が多いわけですから、教育をする中でそこを抑えていかないといけない訳ですよね。

やっぱりそれだけテキパキしたダックスをまとめる訳ですから、根気は絶対にいります。ダックスは粘り強いですからね。
って考えたら、飼い主さんはやっぱり粘り強さは絶対ピカイチでないといけないし、はっきりとその犬に指示を与えるっていうことは凄く大事です。
小さい時からいい加減な関係を結んでおくと、やっぱりダックスの方がどうしても強くなってしまいますからね。

大型犬も小型犬も混ざった群れでは、意外にダックスがボスやったりする場合もあるんですよね。
そんなぐらい先頭を切って作業を進めていくというか進んでいくという犬種になりますので、おっとりした人がちょっと飼うとダックスは厳しいかなっていう風に思います。

白黒はっきりしてて、ちゃんとYESとNOはっきり出せて正しく教育ができる人。
そういう風なタイプの人であれば、例えば吠えを小さい時から意識的に改善したり、コミュニケーションを発達させて飼い主さんとエネルギーを使う遊びをしっかりしてあげたりとか、はっきりとメリハリが付いたようなルールを規則正しく常に教えることができたりとか、そういう人が向いているかなというふうに思います。

どっちかというとオスの方が警戒心が強い傾向があるので、飼いやすいってなったら僕のおすすめはロングヘアードのクリームかレッドの女の子ですね。
その辺のラインでブリーダーさんを調べでしもらったらいいかなという風に思っております。

けれども飼いやすいと言っても、小さい時から教育はちゃんと必要ですからね。
小さいからといって手抜きでとかなあなあの関係で進めてはいけないよということです。

後から吠えるのが取れへんくなってくると大変迷惑なりますし、マンションで目をつけられたら大変ですからね。それくらい吠え声は大きいので、気を付けてくださいね。
そのぐらいのしつけというか意識はいりますよ。
そういうタイプの人が飼い主に向いてますよというお話です。


〈寿命について〉

僕の周りのダックスは結構長生きの子が多くて、17,18歳まで生きてる子はよく見るんですよね。
そこまでいかなくても大体13〜16歳。
この辺ぐらいまで期待していいかなっていう風に僕は思います。
結構長生きしてくれる子が多いの犬種のイメージは僕はありますね。

〈かかりやすい疾患について〉

・椎間板ヘルニア ・変形性脊椎症 ・クッシング症候群
・てんかん ・白内障 ・外耳炎

やはり1番気を付けないといけないのはヘルニアですよね。
階段とかソファにジャンプしたりはNG。
そういったアップダウンだったり、肥満だったりは、やっぱりどれだけ中身が良くても骨格を痛める原因になるんで、そういう腰に負担がかかるような行為や運動は、ダックスと暮らす上では控えるようにしてほしいと思います。
平地で走る分には全然いいんですけどね。そこは本当に気を付けてくださいね。

というわけで今回はダックスについてお話しさせていただきました。
やはり今回解説したような性格の子が多いので、迎える側も凄く優しすぎる方とか、初めて犬を飼おうっていう方でしたら、そこはちょっとダックスはパスしてもいいかなと僕は思います。
もしくはさっき僕が言った、ロングヘアードのレッドやクリームの女の子を選ぶのをお勧めします。

オスの方が警戒心が強い傾向はありますからね。
女の子の方がおっとりと言うかマイペース。
けれども、避妊したらちょっと興奮しやすかったりとかする傾向もあるみたいなので、そういうのも頭に入れておいてくださいね。

よければ参考にしてください。

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