愛犬のしつけの選び方について❷ 【よくある質問にお答えします!】

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愛犬のしつけの選び方について❷
【よくある質問にお答えします!】

前回の続きです。

じゃあ次は、僕みたいに出張で自宅に行ってトレーニングするのはどうなのかというお話をしていきますね。

まず言っておきたいのは時間はかなりかかるということ。
何カ月単位とかそんなもんでは済まないです。
こっちはみんな年単位で頑張ってはりますね。
なんでそんなに時間がかかるのかというと、出張トレーニングって要は飼い主さんがスキルをつけるということがの第1の最優先の目標なんですよね。
飼い主さんと家族の関係を見直すというのももちろんそうですよね。

そのご家族のもとに迎えられて、そこがその子の性格とか人間との関係性を作り出してる工場であるわけですから、その大元を直していかないと、そこで学ばないと意味ないよっていうことなんですよね。
で、学ぶ人が飼い主でないとダメですよということです。

プロのトレーナーさん訓練士さんより、スキルが0からの人が覚えていく方が勿論時間はかかりますよね?
時間もかかるし、そんな一気に課題なんかできませんから。
だから時間がかかるというわけなんですよね。

でも自分が身につけて自分が犬に教えるわけですから。
そう考えたら時間がかかったとしても、どっちが身になるねんと効果があるねんと言ったら、それはもう飼い主さんが学ぶ方ですよね。
この犬との関係を直したいとか、犬のこういうとこを直したいとか、自分を学びたいという方はこっちを選ぶべきなんじゃないかなというふうに僕は思っています。

でもついついね楽な方に行っちゃうのが人間なので。
そうするとね結局のところ何か月も預けて帰ってきて、1ヶ月したら元通りになって、また連絡して、また1カ月預かりに行ったりとかっていうふうな繰り返しの往復になりかねませんし、その飼い主さん家族との関係っていうのを自宅で根本的に直さないといけないのに、離れた所でね、関係のない家族とか飼い主じゃない人が直したところで、という話ですよね。

そこが大きく、皆さん誤解しているポイントかなっていうところなんですね。
これは僕が今まで経験してきた中で言える事実なので、参考にしていただけたらと思います。

〈よくある質問②〉
リードコントロール主体のしつけと褒めるのみのしつけ、どちらがいいの?

これは要は、リード主体でコントロールして教育するということと、叱らずに褒めて伸ばしてオヤツを使って教育していくこと、どちらが良いのかということですね。

別にオヤツを使って褒めて伸ばす方法、それはそれでそっちを選ぶのであれば僕はいいと思ってます。
結局それでやっていて上手いこといかなかった人や効果がなかった人がおやつなしで教えようとか、リードコントロールも覚えようとかいう風に思うなら学んだらいいと思っているので。
勿論僕だって叱らずに褒めて伸ばすだけで教育するというのはすごく理想やと思いますけれども、なかなかそんな思い通りにいかないのが教育の現実なんですよね。

だって叱らずに褒めて伸ばすだけやったら人間の教育かってものすごく楽なんじゃないかなとか思いませんか?
でもそういうわけにいかんでしょう。結局ね。
ガツっと叱るところは叱らなあかんしということですよね。

でも叱るって言っても、いくらね怒鳴って叱ったところで全く効果なかったら、それは叱ったつもりになっているだけであって、犬には何も伝わっていないわけですよね。
ちゃんと伝えてナンボですからね。
その代わりね、犬が自分で答えを導き出して、改善に向かう第1歩っていうのが見えた時はものすごく褒めます。
叱るよりか褒める方がもっともっとオーバーにっていうぐらい、僕は言いますね。
だから決して褒めないわけではないんですよ。そこは誤解しないようにお願いしたいなと思います。

なのでまとめると、おやつで教えたいという方はそちらを選んだらいいし、おやつが効果ないと思っていたらこういう僕みたいなやり方でやる方がいいかなという風に僕は思うので、これに関したらね、実際に受けてみてからの話かなっていう風に僕は思っております。

【3】に続きます

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