柴犬の性格・注意点【2】

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柴犬の性格・注意点【2】

 

前回の続きです。

 

でもそもそも柴犬ってずっと昔から日本で飼われていたのに、なぜ今になってこんなにも問題が増えているのかと疑問に感じる方もいると思います。

皆さん、昭和の時代を少し思い返してみて下さい。

以前までの日本の犬の飼い方というのは、どちらかと言えば外で繋いで飼うというのが主流でしたよね。
獣医さんもそれほど多くなく、今みたいに何か異変があればすぐ病院に連れて行くという感覚もなかったと思います。
フィラリアの予防もなかった訳ですから、意外に8才9才まででフィラリアで無くなってる子も昔は多かったんですよ。
さらに今みたいにトリミングサロンで毎月シャンプーするなんて事もなかったじゃないですか。カットもいらない犬種ばかりでしたし。外でホースで洗ってるイメージですよね。まさに昭和の時代ですよね。

けれども2000年くらいからいろんな犬種が入って来て、犬は家の中で飼うっていうのが主流に変わって来た訳です。
そうなると今まで外で飼われていた日本犬たちも、家の中で飼うようになりますよね。

今までだったら外飼いなので、テリトリーが人と犬で全くかぶっておらず、庭がその犬のテリトリー、人のテリトリーは家の中としっかり分かれていました。
共存してるようでしてないというか、敷地が違いますからね。
しかも人が犬のテリトリーに入ってくる時はほとんどの場合、何か目的がある時だけだったと思うんですよね。
飼い主が来たら散歩に連れてってくれる、ご飯をくれる、おやつをくれる。何か自分にとってメリットのある事をしてくれる訳ですから、イメージはめちゃくちゃいいじゃないですか。嫌なこと全然してないですよね。
こういう飼い方だったからこそ、今よりも問題というのが出にくかったんだと言えると思います。

 

 

【3】に続きます

 

 

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