続・柴犬について【2】

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続・柴犬について【2】

前回の続きです。

ただ皆さん愛犬が噛む問題っていうのはどうしてもその部分だけを問題視しがちなんですけど、これってそうじゃなくて、全く手を打たなければ今までできてたことでさえどんどん怪しくなってきて、出来ないこと嫌なことが徐々に広がっていって範囲が広がっていくんですよ。
急にじゃないけど徐々にです。でも、稀にある日突然駄目になることもありますけどね。
放っておくとあっと言う間に広がってくることが多いので、だからなるべく早く、理想は本当に小さい時、家に迎えてすぐにどんどんやらないといけないメニューはあるんですよね。

たまに子犬でも凄いイケイケで、もう家に来た時からもう唸ってましたみたいな子もいます。
でも子犬であればそれでも性格を変えていくことは可能なんです。
ただ1歳過ぎたり、2歳過ぎたりすると、ちょっとずつ性格っていうのはどんどんどんどん固まってくる訳ですよ。

それはそれでリハビリする方法は勿論あるけれども、1歳以下の若い時みたいに180度変えてあげることはちょっと難しい。
変わることは出来るけど、変わる振り幅が違いますね。
でも最低限のその子が一生困らないように、心のキャパを増やしてあげれるようなメニューは成犬以上、例えば3歳4歳5歳6歳7歳でも全然できます。

それはできるんけども、若いうちの方が本当に得。
得というか、180度変えることが出来る訳ですから、その後の一緒に生活していく十数年が凄くいい柴になるのか、どんどんどんどん扱いにくくなる柴になるのかと思うと、絶対最初から教育を受けた方がいいと思いますよね。

今は柴の保護犬も増えています。
だからこういった情報をどんどんどんどん拡散してもらうことで、そもそも飼育放棄されてしまう柴を減らせることが出来る。

でもこれは柴が悪いと言っているんじゃないですよ。
可愛い子もいっぱいおる。けれども野生味が強い分問題児というか手をつけられなくなってしまう子も多いと。
神経質やったり、怖がりやったり、先手必勝やったりテリトリーがひろかったりとかで、半端なく噛むとかいっぱいいているんですよ。

でも、早いうちから取り組めばそういった芽は摘むことはできるし、キャラを変えることはできますから、なるべく早いうちにトレーナーさん訓練さんに依頼して教育していくことが本当に大切です。

【3】に続きます

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