質問に返答!水頭症と診断された1.4kgのトイプードル 「お薬以外で何かしてあげられる事はありますか?」【3】

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質問に返答!水頭症と診断された1.4kgのトイプードル
「お薬以外で何かしてあげられる事はありますか?」【3】

前回の続きです。

そしてもうひとつ、僕が1番大事にして欲しいと思っているのは飼い主さんのメンタルに関してです。

病気の進行が早ければ早いほど飼い主さんのメンタルがついていかない時があるんですよね、
目まぐるしく変わる症状に心がついていかないと、ずっと犬の前で泣いたりとか、犬の前で暗かったりとか、変なところ自分を責めたりとか。
やっぱりそういう風に心が病んでしまう方もたくさん居てるんですよね。

そしてさらにこういう風な脳の病気になると、夜に寝てくれるとは限らないわけですから、そう考えると体力的にも消耗してしまう訳です。
そうなってくると余計に飼い主さんのメンタル的なところはすごく心配ですね。

なので家族で診ることができるのであれば、必ず交代しながら見るようにして下さいね。
一人一人がしっかりと睡眠をとって万全の体調で見てあげられるように、みんなでチームワークを組んでやるべきやと思います。

これはどんな病気でもそうです。
水頭症以外でも、例えば腫瘍があったりとか白血病であったりとか、余命が宣告されるようなスピードで体を蝕んでしまう病気に関しては、本当に本当に毎日目まぐるしく変わるから、そこで人間の方が睡眠不足なってくると本当に思考ってかなりネガティブなってくるんで、どんどん落ちてくる訳ですよね。

そうなってくると、その犬も同じようにそういう感情を感じ取ってしまう場合もありますから、どんどんどんどん家の中が暗くなってしまうこともあります。
犬の方も脳の加減もありますし、どんな風に思ってどんな風な感情になってるかっていうのは分からないですけど、やっぱりずっと暗かったらしんどいと思うんですよね。
負のオーラじゃないですけどね、絶対にそういうのは感じ取ってしまうと思うので。

だからやはりそこは「どんな病気なったって私らがいてるからね」って。そんな風に見せてあげるっていうのはすごく大事ですから、そこでやっぱり一番大事なところっていうのは世話をする人間のメンタルを守るということです。
それが愛犬のメンタルを守ることにもきっと繋がっていますからね。

最悪どういう風な状況になったとしても犬の前ではね、しっかりね笑顔でというか、笑ってあげられる自分でいて欲しいと僕は思いますね。

【4】に続きます

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