飼い主に求められる3つの絶対条件とは?【2】

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飼い主に求められる3つの絶対条件とは?【2】

前回の続きです。

そして次は運動について。
犬が持っているエネルギーは、必ずどこかで発散させてあげる必要があります。
散歩に行く、ボールで遊んであげる、とても良いエネルギーの発散ですね。
毎日何十分も走らせないと!と考えるよりは犬の満足度ですよね。
ある程度体のエネルギーが出たね、楽しかったね、って思えるぐらいでちょうどいいかなと思ってください。
散歩も毎日何があっても行かないといけない!という風に思わなくてもいいですけど、天候が悪いとか体調が悪い時以外は運動させてあげるというのは大事ですよということです。

ただ場合によってはもちろんね問題があって、なかなかそういう風に自由運動できない子もいているわけですよ。
人に危害を加えちゃったり、自分の家族に危害を加えちゃったり、危ない子も中にいてますよね。
そんな子の場合はトレーニングとリハビリを行うことでかなりエネルギーは使うと思いますので、そういうふうに学びの方にエネルギーを使わせるというのも一つです。

そして4つ目は体のケアですよね。
体をちゃんと毎日触ってあげるということはすごく大事です。
シャンプーやら爪切りやらは全てトリマーさんのとこに任せて、自分で洗わない方も多いですが、でもやはり自分で洗って乾かしてあげてってやっているとね、あれここってこんなできものあったっけなとか、こんなシミあったっけなとか、こんな傷あったっけなとか。
何かしら気付くことってあるじゃないですか。
そういう意味でも体のケアは全て人任せにせずに、飼い主さんもしてあげてほしいなというふうに思っております。

〈飼い主さんに求められる条件その❷〉
【問題行動を指摘するだけじゃなく専門家を入れてきちんと教育を受けさせてあげること】

例えば「うちの子がこんなんができひんねん」と悩みがあるのは当然だと思うんですけど、そこで犬に何かを求めるのであれば、専門家をちゃんと頼んで教育を受けさせてあげるべきですよね。
「何でできへんねやろこの子は」とか、「こいつは覚えが悪いねん」とか「うちの子はアホやから」とか言われる方も結構いてるんですが、そうじゃないよと。
その前に教育を受けさせてあげないと、そんなんいう資格ないよという風に思ってあげてください。
犬がかわいそうやからね、
犬だって何も教育受けてないままでそんな正しいことをできる子なんていないですからね。

で、いざ教育を受けさせた時に犬だけじゃなく、自分達が学ぶことがいっぱいあるんだなというふうに飼い主さんは気付くんですよ。
犬の問題だと思ったけれども、私の問題やんみたいになってくるんですよ。結局ね。
だって犬は飼い主さんの影響を受けて行動するわけですから。

だから犬に何かを求めるとか、こんな悩みは直したいって言うんやったら犬だけの問題じゃなくて、自分が学ばないといけない。学んで伝えないといけないというふうに思ってあげて欲しいなと思っております。

 

【3】に続きます

 

 

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