ノーリードの危険性【3】

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ノーリードの危険性【3】

 

前回の続きです。

 

公園というのは地域の人たちが集まってくる場所ですから、よくそういう所で犬のリードを放して、皆が犬をワイワイ遊ばせている、いわゆる「ノーリード軍団」というのがいたりするんですよね。

 

そのノーリード軍団の犬たちは、群れの中の犬が何頭か離れずにいるからその場を中心として、ちょっと離れた子もまた戻ってきて遊ぶ、みたいな感じで、だんだんとその場所が定着していってるんですよね。

 

一見みんな逃げずに遊んでいるので賢いな~、とかうらやましいな、とか思われるかもしれないですが絶対に100%安心な子なんていないですから。

いつでも事故と隣り合わせだという事は忘れないでください。

 

こういった公園で特に注意していただきたいことがあります。

もしかしたら「私もそんなこと言ったことあるわ」という方には、考えていただきたいことなんですが。

 

あなたの身近でノーリードを推進してらっしゃる方はいてませんか?

公園で会った他の飼い主さんに「リード放してあげたらいいねん」と軽くおっしゃられている方。どこにでも結構いるんです。

 

もしもその一言で相手の飼い主さんが犬を放してしまい、その犬が遠くに離れて逃げて行ったりして、仮に事故に遭ってしまったら。

その方はどんな風に声をかけるんだろう?と、僕は考えてしまいますね。

「私が放していいって言ったから、ごめんね」では済まないじゃないですか。

命を落としてしまったり、大けがを負ってしまったら。

 

もちろんその言葉に釣られて犬を放してしまう飼い主さんもダメだと思いますよ。

でもあとさき考えず、責任のない言葉で周りを引き込むのは本当にやめていただきたいと常々思います。しかも悪気が全く無い方が多いというのも、ものすごく怖いことですよね。

 

愛犬を守ってあげられるのはあなただけなんです。

いくら周りが「放してもいいよ」と言ってきても、安全が確保されていない場所では本当に、リードを放すということは絶対にしないでください。

リードを手から放すということは、その瞬間からもうこの子は事故が起こってもいいと思って放している、という覚悟で放すことになりますからね。

そしてもし、何か事故起きてもその方は責任なんてとってくれないですよ。

 

その時の自分の1つの判断ミスで犬が逃げて行方不明になったり、事故にあったり、その結果命を落とすことになるなんて。

誰でも、そんなつらい思いなんてしたくないと思います。

 

もしも甘い言葉で誘われたとしても、きっぱり断る勇気をもって愛犬を守ってあげてくださいね。

 

 

【4】に続きます

 

 

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