リーダーシップってどういうもの?【2】
前回の続きです。
前回の例えの中の肝心なポイントは人も犬も同じですが、対犬の場合は「犬」という線引きをキチンとしてあげないといけません。
「犬」としての立場をわきまえさせるというのはすごく大事だと思うんですよね。
それは悪い意味ではないですよ。もちろん線引きをするにしても、「家族」と言うことには変わりありません。家族は家族です。
でも家族だからと言って人と同じ様に扱うのではなく、人の家族の中に、犬の家族がいるという風に考えて欲しいんです。
ではなぜこの線引きが大事なのでしょうか?
例えばどれだけコミュニケーション能力が高い犬がいたとしても、種族が違うということは、もちろん人間同士のようにコミュニケーションを取れるわけじゃないですよね。
なので、例えば人に危害は加える気はないけど間接的に怪我をしてしまいそうだとか(引っ張り癖やテンションが高くて暴れるなど)、ものすごい依存しやすく人がいなかったら吠えるとか、あるところだけすごく困らせる場合などは、そういうところに関してしっかりとした犬のルールを設けないといけないですよね。
それは事故にならない為にとか、危ない目に遭わない為にとか、人に危害加えさせない為にとか、家族とうまくやっていく為にとか。私たち人間側が考えて対応してあげなければダメだからです。
だからキチンと犬と人の線引きをして、ルールを作って教えてあげないとダメなんです。
ルール無きところにリーダーシップなどありませんから。
でもこういう風にお互い向き合って意思疎通をしていく中で、初めて絆とか信頼関係が生まれてきて伝え方がうまくなっていくわけです。
きっと皆さんはその過程で「リーダーシップ」っていうのはどういうものかというのが徐々にわかってくるんだと思います。
なめられちゃいけない犬やから!とか、大型犬やからビシバシいきます!というカリカリしたような生活をするわけではないんです。
「リーダーシップとは」と、言葉で伝えてもなかなか伝えるのは難しいですが、僕はしっかり愛犬と向き合ってあげる事が皆さんがリーダーシップとは何かを肌で感じられる近道になるのではないかと思っています。
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