問題を抱える犬にとっての本当の「かわいそう」とは?【4】

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問題を抱える犬にとっての本当の「かわいそう」とは?【4】

 

前回の続きです。

 

目先の状況だけではなく、トータル的に考えてあげると、乗り越えられる壁やったら乗り越えさせてあげた方が楽になるわけですよ。
先々できないことができることにつながっていくんですから。
その方が絶対に生きやすいですから、結果的に幸せに繋がりますよね。

今は昔みたいに6~8歳で犬が亡くなる時代じゃないですし、長生きになった分看病や介護が必要です。
昔なら外飼いの雑種ばかりやからカットもいらなかったし、たまにのシャンプーだけで済んでましたけど、今は洋犬が混ざってきてカットも必要な犬種もあるし、シャンプーもマメにしてあげないといけない。
だからこそ出来る事を増やしてあげないと、結果的にかわいそうなことになってしまいますからね。

乗り越えた後のビジョンが湧いてないからかわいそうって思ってしまうのは分かってます。

それでも何でもかんでもかわいそうじゃなく、1回やってみようかなとか、どう変わっていくんやろうという気持ちを少しでも持っていただけると考え方が大きく変わるんではないかと思います。

軸となって改善に取り組んでる方にとっては、周りの人からの「変わったな~」とか「よくやったね」などの何気無い一言がメンタルのサポートになって心強くなっていきます。
そういうサポートが犬の成長にも繋がりますからね。

今の見た目だけでかわいそうと簡単に言ってしまうのではなくて、先々出来ないことがある方がかわいそうという風に考えてやるべきやと僕は思います。
もしかしたら無意識に言ってしまってたかもしれない、と言う方もいらっしゃると思います。

少しでも、理解してくださる方が増えてくれればいいなと思っています。

 

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 最後までお読み頂きありがとうございました。

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