アメリカンピットブルテリアについて
【性格や飼う前に知っておいてほしい注意点】【２】
前回の続きです。
少しずつ日本でもピットブルが流行りだして、アメリカから日本に入ってきてるんですが、血統っていうところの部分で、ドッグショー用のピットブルの血筋もいれば家庭犬としての血筋もあります。
で、中には過去には闘犬をやっていた血筋も今ももちろんあるわけですよね。
それもどれが流通しているかわからないですよ。
だから本当に安易に手を出してしまうと危険なことになる可能性はあるのは忘れないで欲しいと思います。
でも僕が言ってるのは単純に「ピットブルは凶暴だから飼わないで下さい」ということではありません。
ただ闘犬というところに特化して作られた犬種というのは間違いないですから、万が一攻撃的になってしまうと飼い主さんの命も危ないくらい噛み込んできます。
そういう可能性のある犬種なんだということは知識として持っておいて欲しいという事なんですね。
明らかに他の犬と比べて力もあるし、顎の力もあります。
もちろん体力もありますし。
そして闘犬の血が入っていると特に攻撃のスイッチが入るのが早いんですよね。
怖いのはそのスイッチがどこで入るかがわからないというところです。
これはアメリカの記事で、僕が２〜３年前に見たのを覚えているんですけど、ソファーに奥さん旦那さんとその子供さん、３人で座っていたわけですよ。
映画を見ていたのかな。
その隣にピットブルもいてたわけです。
で、多分犬の横に子供さんがいたんだと思うんですが、お父さんがその時大きいくしゃみをしたんです。
そのくしゃみをした瞬間、ピットブルの脳の攻撃的なスイッチが入ってしまって、その横にいる子供を噛み殺してしまったんですよ。
横に奥さんと旦那さんがいるにも関わらず、そのスイッチが入ってしまった。
そして大人がいたにも関わらず止めれなかった。
ものすごく怖いことですよね。
だからこういう風にくしゃみひとつでスイッチが入る場合もあるし、例えば多頭飼いだったら、犬とじゃれついている時に突然喧嘩が始まる時もあります。
ピットブルっていうのはそういう一面を見せる可能性がある犬種だということを、どれほど日本人が理解しているかというところですよね。
【３】に続きます
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