言葉が通じないハンガリーで通訳をしてくれたのは犬達でした【1】
【犬は人の影響を受けて育つことを身をもって感じた体験談】
こんにちは、いぬプロの山本です!
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^
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本日は「犬は人間の影響を大きく受けて育つ」というテーマで話していこうと思います。
これを僕が過去に身を持って感じた体験談をお話しさせていただきますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
以前にも言いましたが、一番最初ハンガリーで修行した当時の僕っていうのは、本当に犬のことを何にも知らないド素人の状態だったんですね。
「犬が好き」という本当に一般の飼い主さんと同じレベルぐらいです。
そんな状態で師匠のもとで住み込みで修業が始まったんですけれども、もちろん話す言葉というのはハンガリー語。
師匠はもちろんハンガリー語のみで、僕は日本語のみ。
そういう素晴らしいスタートでした(笑)
ハンガリー語っていうのは、日本人にはなかなか馴染みのない言葉で、結構特殊です。
例えば「犬」はハンガリー語で「クチャ」、ボールは「ラブダ」
お座りは「ウール」、待ては「オットゥ」、伏せというのは「フェクシック」。
なかなか面白いでしょ。
じゃあこんな風にこれだけ言葉が違う中で、どんなふうに学んできたのか。
当時、僕がハンガリーに行く3ヶ月前に、ジャイアントシュナウザーのオスの子犬が4頭生まれてたんですよ。師匠のお家でね。
名前がタイソン、ココ、モンザ、ヴォーケといいました。
僕が到着した時は生後3か月〜4か月ぐらいでしたね。
タイソンは、師匠が選んだ犬。
師匠が自分のパートナーにするって決められていたのがタイソンやったんですよね。
で残りのココ、ヴォーケ、モンザの3頭は僕が担当させてもらえました。
その子犬達にIPOの基本を教えていくんですど、師匠がタイソンに教えていることを僕がその通りに残りの3頭に教えていくわけです。
で、もちろんその中で師匠が僕にアドバイスをくださることもあります。
でもさっき言ったみたいに言葉が本当特殊ですから、なかなか聞きなれない言葉もあるし、何となくジェスチャーを混ぜつつで、ニュアンスは分かったとしても、細かいところまでは全然分からないんですよ。
こんなことを言われているのかな、という大まかなとこって分かるんですけどね。
これって道を尋ねる時と一緒ですよね。
人に道を聞いた時、あっちをこう言って、2本目をこういってとか。
言われていることは何となくわかるけれども、その先の角にこれがあるから左に曲がるとか、そこまで分かれへんのと一緒で細かいところが本当に分からずに苦労しました。
【2】に続きます
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