子犬の食事回数の少なさの問題点【3】

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子犬の食事回数の少なさの問題点【3】

前回の続きです。

これはお家に来る前の話にはなりますが、子犬が生まれてからもらう母乳というのも、その子犬の気性に大きく関係してくるんですね。

それは母体となる母犬の環境やブリーダーさんとの関係性によって大きく変わります。
やはり環境が良くて、清潔で、ブリーダーさんとの信頼関係も築けている。
そんな中で暮らして育児ができている母犬であれば、子犬に対してちゃんと手をかけてあげられる余裕があるわけですよね。サポートもあるし。
だから授乳回数が増えるわけですよ。

そこでも子犬の授乳回数によって、要はお乳を多くもらっているのと少なくもらっているかで、子犬の時でもカリカリしてしまう子達を作ってしまうのか、それとものほほ〜んとした気の長い子たちを作るのか、大きく変わるわけです。

だからペット工場とか悪質なブリーダー・ペットショップからっていうのは、比較的授乳回数が少ないお母さんが多いと思います。
そういう良くない環境で育っているから、お母さんがちゃんと寝られないとか、栄養が足りてないとか、気持ちに余裕がないとかで性格もカリカリしてしまって、母乳の出が悪くなる。いろいろ含めて授乳回数が少なくなりますよっていうことなんですよね。

その母犬に育てられた授乳回数の少ない子犬と、気持ちに余裕がある授乳回数が多いお母さんに育てられた子犬は全く違いますからね。
そこで十分な睡眠時間を取れているか取れていないかで全然変わりますし、お腹は満たされているのか満たされていないのかでも全然違います。
満たされていればお乳を取り合いするのも少なく、平和的に過ごせますからね。
けれども授乳回数が少なかったら争奪戦になる。
一番よく出るお乳を真っ先に取りたい。これは生きていく為に当たり前のことですよね。
そうすると、体がふれたら要はライバル出現っていうふうになるわけですよ。
目が見えてない状態でもライバル出現になるから、守るんですね。

そんな風になってしまうよってことなので、子犬を迎える時はどこから迎えるべきなのか、というのもしっかり考えてもたえたらいいなと思います。

お家に子犬を迎えたご飯の回数は、最初にお伝えした回数を目安にしていただいて、カリカリした犬を作らないように、悪質なブリーダーさんとかペットショップの言うことを鵜呑みにしないようにお願いしたいなと思っております。

是非参考にしてくださいね。

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最後までお読み頂きありがとうございました。
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