ウルフドック(狼犬)についての個人的見解【2】

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ウルフドック(狼犬)についての個人的見解【2】

 

前回の続きです。

ここ最近、日本でもウルフドッグの繁殖をされる方も出てきて、そしてそのウルフドッグを飼育している方がTIKTOKなどのSNSでその犬達を載せていて大きく拡散されている。そういったのがよく目に付くようになってきました。

僕はウルフドッグの事はそこまで詳しくありません。
でも狼の事は大好きで、Youtubeの動画を見てもらったら分かるんですけど、初代狼男のヴェルナーフロイントさん。この方を8年くらい前に個人的な取材をした事があります。
ヴェルナーフロイントさんという方はいろんな種類の狼を群れで4ブロックくらいに分けて、その中に30〜40年程、研究も兼ねて狼達の生態を知るために一緒に過ごした方なんです。
そのフロイントさんに取材をさせて頂き色々と話を聞かせてもらいましたけど、その中でも強く印象に残っている言葉があります。

それは「犬はしつける事ができるけど、狼は絶対にできない」という言葉です。

こんな風に何十年もかけて狼の生態を研究されてる方がそういってる訳です。狼はしつけれないと。物凄く説得力がありますよね。

僕は狼は大好きですし、神秘的で犬の祖先としてすごく尊敬しています。
狼の生態行動・群れのルール1つ1つに物凄く興味がありますから、もちろんウルフドッグに関しても憧れる気持ちも分かります。
僕も本当に憧れるし飼いたいと思わないと言ったら嘘になりますけど、そういうレベルの犬では僕はないと思うんですよ。
まずこの土地の狭い日本でどう飼うねんっていう話ですからね。

フロイントさんは狼の群れをまとめて、30〜40年狼と一緒に過ごして、その中で寝床も一緒にして、それでも何回も殺されかけたっておっしゃっていました。
そういう話を聞いてると、今少しずつですが流行りだして沢山動画があがっていますけど、もし問題起きた時にどうすんのかなっていうのが僕が危惧している事です。

最初の紹介した記事にもありましたけど、アメリカでやっぱり保護されてるウルフドックが多いわけです。
でもそれと同じことになってしまった時、日本って狼犬を保護してくれるとこなんかないですよ。もう動物園でそういうコーナー作らんと無理ですよ。

なおかつ、人を傷つけてしまうとか、飼い主を噛んでしまうとか、手もつけられへんし病院もいかれへんってなった時はどうしましょう?

きっとそうなった時、多数の方は訓練士・トレーナーに相談するでしょう。
でも日本の訓練士・トレーナーもそんなウルフドッグの性質に詳しい人もいないでしょう。こっちに来たのが最近なんですからね。

だから僕はこれ以上ウルフドッグを広げないで欲しいっていうのが正直な気持ちです。

【3】に続きます

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