こんにちは、いぬプロの山本です!
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^
他人事ではない話 被害者か加害者か
今回は「誰もが他人事ではない、いつ加害者や被害者になるかは分からない」というテーマで話をしていこうと思います。
去年の話になると思うんですけども、北海道の公園でプードルが小さい子を噛んでしまい、その子供のお父さんが激怒してプードルが連れ去られてその後消息不明になった、というニュースがありましたよね。
結局現在でもその子は見つかっていない様です。
こういった連れ去られるという話は僕も初めて聞いたので、そういうパターンもあるんや、とただただ驚きました。
僕も今までそういった犬の事故の被害者側と加害者側、どちらからもトレーニングの依頼を受けたことはあります。
依頼を受けるのは加害者側のことが多いんですけども、事故が起きた後に依頼を受けるので、どちらの方ともはじめましてになるのですが、初めは被害者の方のところへ行ってひたすら平謝りから始まります。
悪気がないにせよ、事故を起こしてしまったことは事実なので謝るのは当然ですし、僕はその事故に直接関与していないにしろ依頼を受けたわけですから、もちろんそこはサポートします。
そして相手の方に、こういったメニューで毎月改善に向けてやっていきますという書類を提出したり、現場検証に付き添ったり、書類送検をされる飼い主さんもいたりとか、いろいろあるので、結構大変です。
事故の後は、すごい色んな厳しい制約があったりもするんですよ。例えば口輪がつけれるようになるまでは路上を歩かせたらいけないとかね。普通にあります。
そういったトラブルの原因は噛むというものだけではなく、留守番中に吠えてしまって苦情が出ているなどというパターンも多いです。
結構切羽詰まった状況で入ってくる現場もちょこちょこ入ってきますね。
そういう時は僕の方もものすごく胃が痛くなります。
犬を改善するというところは他と変わらないんですけども、相手の方との話し合いやら説得・交渉というのが必要な時は辛いとこがありますね。
やっぱり間に立つという事はものすごく大変なことです。
激やせされる飼い主さんもいらっしゃいましたし。
やはり僕はそういう問題を間近でたくさん見てきたからこそ、犬には絶対に教育が必要だ、という意識を人一倍強くもっているというのはあると思います。だから結構指導している飼い主さんには、そういう部分では厳しく、口酸っぱく言ってしまうのかも分からないですね。そういうのを見てるとね。
被害者にも加害者にもなってほしくないですから。
自分の犬を自分の管理ミスで加害者にはさせてはいけないとほんとに常々思います。
結局は犬の命を守れなくなっちゃいますからね。
他人を傷つけるのは本当に一番危険なことです。
そういった事故にあってしまったり、事故を引き起こしてしまうことで不幸になる家族や犬たちが1頭でも減るようにこれからもたくさん発信していきます。
皆さんが今以上に深く考えるきっかけになれたら幸いです。
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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そうする事で愛犬と暮らす皆さんが正しい情報を知り、間違った情報を正し、認識を変え、それを日本中に広げていくことが出来ると思っています。
ぜひ皆様のご協力をよろしくお願い致します!