噛み癖のある愛犬のために出来ること 【2】
前回の続きです。
病院にかかる度に鎮静剤を打ったり、睡眠薬をいれたり、麻酔をしたり。毎回毎回そういう手段をとらざるを得ない状況をとるんでしょうか?
今、その現実に対して逃げれたとしても、犬が歳をとった時にその問題に向き合わないといけなくなる時が必ず来るんですよね。
今までやってきてこなかったこと、避けてきたことを「老後」にしなければいけなくなるという事はどういう事なのか。犬の気持ちになって考えてみれば分かりやすいと思います。
体がしんどいのに、その上自分がされたくない事をたくさんされるんです。
何倍も負担になると思いませんか?
若いときに練習を投げたことが、老後にすべてのしかかってきます。
一番の被害者はその犬だという事を分かっていただきたいなと思ってます。
そして寝たきりでも噛む子は噛みますからね。首だけ上がれば噛むんです。
予防・緩和のための処置や、検査をしてあげるための処置、毎日点滴を打たないといけない、毎日薬を飲まないといけない、ご飯を食べさせないといけない、排泄させないといけない、膀胱をおして排泄させてあげないといけない、、、歳を重ねるといろんなことが必要になってきます。
生きるためのサポートなのに、その子の為にやってあげたいことが何一つできなくなりますよ。
こんなに辛いことありませんよね。
結局は歳をとった時に向き合わないといけないんです。
それなら若い元気な時に、ひとつでも出来ることを増やしてあげるのが飼い主の責任、愛情なのではないでしょうか。
【3】に続きます
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