【質問に返答!】犬を見ると大興奮する黒ラブ
「アイコンタクトの練習を続けたら、いつか犬への興奮は落ち着きますか?」 【3】
前回の続きです。
そしてこの練習を続けていって「動けない」っていうことを犬が理解し出したら次はアイコンタクトに持ってくんですね。
要は体は動けないものの、やはり口と目だけはまだまだしっかりとそっち側にいっているわけですから、次はそこの意識をしっかり飼い主側に向けていく練習をします。
ここも普段からの練習が大事で、アイコンタクトというのは基礎的なトレーニングとして、座ったら必ず見る、伏せたら必ず見る、呼ばれたら必ず見る、ここをセットで教えていく必要があるんですね。
止まる→座る(伏せる)→見るまでを1セットにしてしまいます。
それまでの練習で、止まったら座るということは理解していると思います。
お座りと言ってその後にリードで合図して座らせるということは、今まで練習してきていて、それが条件反射で動けるようになってきてるなら、座った瞬間に自分の顎の方向にリードを引いて見させる練習をします。
見たらしっかりと褒める。
このアイコンタクトの最初の取っかかりというのは偶然でも一瞬犬が顔を見たところを褒めて褒めて伸ばしていくわけです。
でももちろん初めはそこに持続力がないんで、目を見た瞬間に褒める、そして犬が目をそらす瞬間にまたリードを引いて持続させていくんですね。これを。
そうやって長くキープしていく練習をするわけです。
でも真横に犬がいるツケの状態で合図をしてもなかなか目が合わなかったら対面から練習していく必要があります。
このアイコンタクトの練習方法はYoutubeでも分かりやすく解説動画を載せているので、ぜひそちらも参考にしていただけたらと思います。
おさらいすると、まず体を動かないように止める練習。
この期間はしっかりと作ります。
そしてガチガチで動けないという状態から、動けないことを犬自身が理解してきたらリードを1本減らしても恐らく大きく動かないということになってきます。
そして次の段階としてしっかり顔を見させる、アイコンタクトの練習です。
これもすぐに出来るわけではないと思います。
でも何度も正しく練習を重ねると少しずつ見る時間は増えてくるはずですから、頑張ってみてください。
おすすめの練習方法は、例えば誰かに協力してくれる人がいるなら、アイコンタクト中にボールを横でバウンドさせてもらうとかもいい練習になりますね。
ボールを使ったりとか、例えば鍵を投げてもらうとか、最初は何か音を出してもらうだけでもいいですね。
この時は他所を見ちゃいけないっていうことをとにかく必死に伝えていきます。
ちなみにアイコンタクトの練習中も無言でリードの合図のみで行ってくださいね。
褒める時も手を使わず口だけです。
【4】に続きます
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