ノーリードの危険性【2】
前回の続きです。
そして自分の犬だけの話ではなく、何よりも周囲の人への影響ですよね。そこをしっかりと考えていただきたいのです。
周りの人にとっては、公共の場所でのノーリードは迷惑になってしまうことがもちろんあります。
犬嫌いな人や年配の方などに飛び掛かっていって、相手の人が転んでしまったらどうしますか?
例え飛び掛かって行かなくても急に犬が出てくるだけでびっくりして事故が起きる可能性もありますよね。
犬が苦手な方からすると、リードを付けていない犬なんて恐怖でしかないですからね。
人だけでなく犬もです。
みんながみんな、フレンドリーな犬ばかりではありません。
「うちの子は大丈夫やから。」
よく耳にする言葉ですが、あなたの犬は大丈夫でも相手の犬は大丈夫じゃないことがあるんです。
とんでもなく怖がりの子もいるんです。近づかないからいいのではありませんよ。
リードが離れているという事実だけで不安になる犬と飼い主さんがいる事をよく理解してあげてほしいんです。
そして何か事故が起きた時にこんなはずじゃなかった、いつもはこんな事しないんです、なんて言い訳しても許されることじゃないですからね。
そういった犬のトラブルが増えることによって、その公園や施設への犬の立ち入りが禁止になることも大いに考えられます。
さらにこれはノーリードに限らずですが、犬の排泄物を拾わない、拾わないつもりでなくとも離れた場所で排泄をして気付かずに放置してしまう、という事も迷惑行為に繋がります。
自分が想像しているよりも、広範囲に迷惑をかけている事に気付いていただきたいと思います。
【3】に続きます
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