最近のトレーニング現場で感動した話【2】
前回の続きです。
その甲斐あって、今はまた触れるようになって大分と良くなってきています。
まだもうちょっと押しこまなあかんかな〜という時期でなので、続けてもらっていますけれども、本当にできることはかなり増えていますね。
もちろん年は関係ないかもしれないですけど、やっぱり若い時って他の事で手一杯だったり、他に目向いたりするっていうのは40〜50代に比べたら絶対多いと思うんですよね。
根気っていうところでも、若いから根気がないっていう訳じゃないけども、どっちかっていうと外に目が向くことが多いから、なかなかこんな風に犬に愛情を注ごうとか、ちゃんとトレーニングを毎日続けようっていう意識がある方は結構稀なんじゃないかなと思います。
大人でもうサボる人はたくさんいる中で続いて頑張っている訳ですからね。
もちろん経済的にも負担は大きいと思います。
お金もかかるし、根気も必要やし。
それでも何よりもその子を良くしたいっていう意識を高く持ってやってらっしゃるから、1人目2人目3人目、今までの飼い主さんに見せてやりたいなって本当に思いますね。
でも気持ちは分からない訳ではないですよ。
2人目3人目もきっとね、噛むっていうことを教えてもらわずに迎えて、噛まれたっていう可能性はありますから。
せやけど、4人目の今の飼い主さんも同じように情報を聞かんと噛まれてしまってる訳ですよ。
でも何とかなおそう!っていって、頑張ってるんですよ。
きっと2人目3人目も20歳より年上の方やと思います。
20歳より下はなかなかないと思うのでね。
そういう中で若いカップルの人たちがちゃんと愛情持ってなおそうって言って頑張って、その子がよくなっている姿を見ると、本当にすごいな、えらいなって感動するんですよね。
こんな若い子達がこんな努力して、ここまで良くなっているよと。
僕が通っている中で当たり前にやってやるけれども、なかなかね全員が全員ちゃんとできることじゃないんですよね。
保護犬で噛むなんか聞いてなかったって、手に負えないしもう飼えないって、そうなっても全然不思議じゃない訳ですよ。
お母さんが顔噛まれて、自分も大怪我してね。
そんなことがあったら絶対怖いし、やっぱり悩むやろうし。
もう自分も噛むっていうのを相手に言わんと、手放そうって思う人もいっぱいいてると思うんですよ。
でもそんな中でも、逃げずになおしていくというね。
二人揃ってちゃんと協力してなおしていくのを見ているとね、今まで手放してきた人達とか、情報を言わんと手放すということを選んだ人達に対して、恥ずかしくないのか?という風にすごく思いました。
やっぱりお2人が頑張って、ちょっとずつその犬との距離が縮まりながらやっているのを見ていると、なんて言うかこっちもすごく感動するというか、本当によく頑張ってらっしゃるなあという風に思いますね。
【3】に続きます
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