愛犬のお家のルールを緩和するベストな時期とは?【3】
前回の続きです。
でもしっかり教育をしてきた人であれば、自分の愛犬の得意不得意っていうのはきっとある程度わかってるはずなので、ここは言ったらすぐわかるところやからここに関しては鍵を開けてみよう。ここから緩和してあげようという風に、その子に任せていけるねっていう信頼があるところから鍵を開けていく、ルールを緩和していくという風にやっていくのがベストですね。
だから今回の話は何歳になったからもう大丈夫だとか、そういう話じゃなくて、きちんと教育を受けている子たちが飼い主さんの管理のもとで、ちょっとずつ独り立ちできるようになるということです。
やり込んでやり込んで緩和していきながら様子を見て少しずつ責任を与えていくというか、自立できるようにっていうことですね。
これはルールがもともと骨太であることが前提の話ですよということになりますので、何も教育されていない子がいきなり崩していっていいわけじゃないということですね。
どの本能に対しても要は群れを統括する、平和を保つために自制心は犬にも必要になりますし、人と犬が共存するからこそ絶対に必要です。
それは人間を守ることになりますし、関わる人にも守ることになる。
そして、何より犬自身のことを守ることになりますよということですね。
あとはご飯のトッピングに関しても最初からするわけじゃなくて、ドッグフードだけでもきちんと残さずに食べているのが前提で、時々楽しみとしてトッピングしてあげるなら全然いいと思います。
その後フードだけでも文句言わずにガツガツ食べれているかもしっかりチェックしておいてくださいね。
ただ考え方としては、そういうご飯のトッピング等は、本当に歳とって病気になった時にここぞという時に出てくるアイテムとしておいておいた方が僕はいいかなと思ってます。
今回お話ししたような、愛犬と一緒のベッドで寝るとか、部屋の中をフリーにしておくというのも、やはりある程度の信頼性がなかったらできないですよね。
だから少しずつ2歳ぐらいまでしっかり基盤を作りながらいきなり全部を開放させるわけじゃなくて、少しずつここの時間はこう任せてみようかとか、1時間だけフリーにする時間を作ろうとか、そんな風に少しずつやっていくのがベストかなと思います。
ものすごくアクティブな子とか、本能がどぎつくて自制心がなかなか利かないっていう子に関しては、もちろん放せば放すほど問題に発展する可能性も高いですので、そういう子は特に気をつけながら緩和していってくださいねっていうことになります。
もちろん緩和するにあたっては飼い主さんもしっかり気をつけて、不要な事故が起きないように下に落ちてるものないかとか、いたずらされそうなものは置いてないかとか、そういう環境を整えるのは大前提としてやってあげてくださいね。
そして最後にもう1つ。
「散歩中いつもこの子はそばから離れへんからリードなくても大丈夫やろ」
こんな緩和は絶対にしないでくださいね。
外は公共の場です。犬が苦手な人もたくさんいてます。
それだけじゃなくて車に引かれたりすることもあるやろうし、歩道を歩いてたって事故の二次被害に遭うこともある。
もしかしたら急に犬に暴力をふるう人もいてるかもしれない。
そんなことを考えると、リードは愛犬の命を守るための命綱です。
それは必要な緩和ではないですよと。そこはくれぐれも誤解なきようお願いいたします。
というわけで、今回はルールの緩和について話してみました。
ぜひ参考にしてくださいね。
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