【質問に返答】甘噛みでお悩みの3ヶ月半のポメプー【1】
こんにちは!いぬプロの山本です。
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^
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今日はいただいた質問にお答えしていこうと思います。
〈質問内容〉
「ポメプーの3ヶ月半を飼って3週間目です。
甘噛みがペットショップから引き続いてあり、噛み具合も強くなってきています。
本気ガミになってきているようで、歯が手や指に触ると痛くて最近は子犬だけど怖さも感じます。この時期に治さないと思って悩んでました。
とてもエネルギッシュな女の子で鼻を手で塞いだり、仰向けにさせたりして駄目なことを教えるのですが、子犬ながら暴れるし、中途半端になってしまいます。
犬には中途半端な然り方になり意味もわからないまま、ナメられる日々です。
ケージから出すと興奮して走り回るので、この興奮をどうにかおさえたい!
課題はまだたくさんあるので、私の頭もパニック状態です。笑
でも、この時期に頑張らないと思っています。
小さくてかわいい小型犬なのでつい甘やかしてしまいそうです。」
ご質問ありがとうございます!
ペットショップから来て甘噛みが結構ひどいということで、お転婆さんの女の子なのかなと。結構積極的というか、アクティブなタイプなのかなという感じですね!
今この3ヵ月半っていうのは物凄く大事な時期で、まずこれから色んなことを学ぶための土台というのは必ず必要になってくるんですね。
なのでいつも言ってますけれども、しつけ云々の前にまず一番最初に大事なのは基本的な土台の部分、睡眠と食事を充分とれているか、というところです。
子犬っていうのは物凄くたくさん寝ます。18時間ぐらい寝ると思うんですね。
だから家族が子犬に構っている時間が長いと睡眠時間が足りなくなるんですよ。
そして眠りが浅くなってしまう。
そうするとやはり心が正しく育たない場合も多いんですね。
だから若いうちというのは、体を作る、脳を作る。そして心を穏やかにするということで、睡眠というのは食事と同じぐらい大事ということを忘れず、しっかり熟睡できる環境を作ってあげること。
この辺は絶対に整えてあげてほしいなと思います。
そしてその土台が整ったら、その起きている時間でどう学習するかというところが大事になってきます。
例えば子犬が起きている時間に子犬に自由をずっと与えてしまうとどうなると思いますか?
最初から自由が当たり前になると、「私は今こうしたい。ああしたい」っていう風に自我の方が強くなってきて、人と一緒に共同作業をするということに拒否が生まれてしまうんです。
人と何かをするということがすごく嫌になってしまう。
自分の上には必ず飼い主がいるという形を作れないまま単独行動するわけですから、「その行動よくないよ。やめてね」という時に、「なんで!?」「ほっといて!」と逆切れしちゃうということもあり得るんですよね。
だからいきなり自由を子犬に与えすぎるのは良くないということです。
で、今甘噛みがすごく酷いということで色々試されてきたようなんですが、鼻をふさいだり仰向けにするっていうことを直接人間の手でしてしまうと、副作用が出てしまう。
人間の手はいつも自分の邪魔ばかりするという風に思われがちなんですよ。
もちろん上手くやれば手を使って叱ることはできます。
でもみんながみんなそんな技術があるわけではありませんから、一番副作用が少なく伝えられるリードを使うことを勧めているんですね。
手は本当にすごく大事なもので、犬にとって手は褒めてくれるもの、自分の味方という認識でいてほしいわけですから。
なので恨まれないようにするには、やはりリードの使い方が大事でリードでコントロールして甘噛みも止めていくことがすごく大事になります。
【2】に続きます
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