【質問に返答】落ち着きのないミニチュアピンシャー(6ヶ月♀) 「病院にいくと大変で手に負えないのですが、どうしたらいいですか?」❸

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【質問に返答】落ち着きのないミニチュアピンシャー(6ヶ月♀)
「病院にいくと大変で手に負えないのですが、どうしたらいいですか?」❸

 

前回の続きです。

そしてそこから外へ出た時の練習になりますが、もちろん家の中と同じような練習をしようとしても外の方がもちろん刺激も強いし、興奮はしやすいです。
余計に飛び跳ねたりとか人とか犬に対して吠えると思うんですけれども、それは次のステップとして、しっかりとリードのコントロールでここを押さえていかないといけないですよってことなんです。
で、今困っている病院に関しては、まずは散歩コースの中でベンチを探してもらって、そこに座って家と同じような練習をする。
人が座っている状態で犬が下ですよ。
この状態で行動制限かけて、そこでじっとしている練習をするという練習を、散歩コースの中に入れ込むことをしていただきたいなというふうに思います。
これが一種類。

それとは別で、病院に行った時にリードでコントロールするのがどうしても難しい場合はもう1つの手として、ボディコントロールの縦抱きで待機する練習もしておくといいと思います。
ただの抱っこではなくて、保定しながらの抱っこです。
それで待合室で待つという練習ですね。
これがもう一種類。これも公園のベンチに座って練習して欲しいんですよね。
(縦抱きの保定に関しては、いぬプロYoutubeに練習方法を載せているのでぜひご覧ください)

改めて順番通りに説明していくと、まずはリード付けられることに対しての興奮のスイッチが入らないように下準備すること。
家の中でもハウスから出すときは必ずリードをつけましょうというのがスタートです。
そこから一緒に歩いて無駄な動きをどんどんどんどん省いていく。
そして自分が止まったり椅子に座ったりする時に、犬の方は下に座らせて待機の練習をさせる。

そしてそれができるようになってきたら、実際に外で家の中と同じような練習をするわけです。

もちろん家の中の練習がまとまる前も散歩へ行ってもいいんですが、極力最小限の興奮で終わらせるように今そこまでは努力するしかないんですよね。

外で犬と人にも吠えてしまう場合は、そこに対してもあかんよっていう風にちゃんと合図を掛けていかないといけない。
そこを指摘していかなないといけないわけですよね。
で、プラス公園のベンチで待機をする。
抱っこの状態と犬が下の状態ですよね。

こんなふうに、徐々に徐々にレベルを上げていきます。
そして、病院の待合室でも同じようなことを出来る様に練習していくんですね。
まあ待合室になってくると、もっともっとね密室になってきますから、興奮がより濃くなるんですよね。
だから犬に対してすごくフューチャーしやすくなって、余計興奮するからそこは課題になりますけれども、そんな1回2回でもちろん成功するわけではないんで、順繰りに僕がいった段取りの状態でやっていってもらったらどうかなと思っております。

でも実際問題で基本的には僕ここで言っているのは方向性とかやり方の段取りの話。
プランニングの話を大まかにしているだけで、実際にリードの使い方っていうのは難しいですから、この記事だけをみて頑張るというよりかは一つの参考にしていただいてですね、信頼できるトレーナーさんと一緒に進めてもらうことを僕はお薦めしております。

よければ参考にしてください。

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最後までお読み頂きありがとうございました。
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そうする事で愛犬と暮らす皆さんが正しい情報を知り、間違った情報を正し、認識を変え、それを日本中に広げていくことが出来ると思っています。
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