【質問に返答】要求噛みをする柴犬(8ヶ月♀) 「このままだと成長しても同じ状態ですか?」❸

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【質問に返答】要求噛みをする柴犬(8ヶ月♀)
「このままだと成長しても同じ状態ですか?」❸

前回の続きです。

そしてあとは子犬に教えるべき基礎的なトレーニングというのも、やはりちゃんと教えていくべきです。
そんな練習しても関係ないのにな、と思われる方もいるかもしれませんけれども、例えば基礎練習の中に含まれる「横について一緒に歩きましょう」という歩行練習に関しては、飼い主さんに合わせるという意識を育てることができます。

そしてそれプラスコマンドですよね。
リードで合図出されたら座りましょうとか、手でお尻押したら座りましょうとか。
そこから待てをする練習とか。そういった練習をすることで犬に対しての伝え方というのを飼い主さんが学べる。スキルをつけることができます。
この伝え方を学ぶからこそ、注意というのも伝わりやすいんです。
いきなり注意だけ頑張っても難しいので、そう言ったことも含めて基礎練習というのはちゃんとやる必要があるんですね。

こう考えると、やることは結構多いなと感じられるかもしれませんが、それは今から育つ上で全て必要な教育なんですよね。
それをすることによって事故・怪我、そしてトラブルというのは必ず減ると思います。
命を救うコマンドになる可能性もあります。
そして犬と人の関係性も良好になりますし、犬からの信頼もやはり増えます。

今までとガラッとかわって、全てをリニューアルするというか関係性を見直すわけですから、正しく練習していけば飼い主さんに対するイメージも変わると思いますし、そして飼い主さん側もリーダーシップが身に付くと思います。
しっかりと家庭の中で順番というのを明確にできるし、家庭内にルールもできる。
過ごし方も学べるわけですし、今の余計な癖も今後出てきにくくなるわけです。
そういう風に考えると基礎練習というのはすごく必要なんですよね。
ただ、全てが急になおるわけじゃないですから、まずは小さな範囲から地道に練習です。

これをやってちゃんと初めて修正できますよ、改善できますよということになりますので、この子の場合まだ8カ月ですから、これからもっともっと強くなりますし、4歳〜6歳って一番強くなる時期だと思います。
その時に、結局はもっともっとひどい要求になってきますからね。
そうならないように頑張って練習していただけたらなというふうに思っております。

家庭内のルールをちゃんと決めてくださいねと。
一概に自由がいいわけではないですよと。
自由に伴ってルールがあって、守れるようになって信頼が広がるからもうちょっと長い時間、もうちょっと広い範囲という風に行動範囲を広げていくんですよということです。

ちょっとザクっとした説明になってしまいましたが、流れとしてはこういった形で進めていっていただいたらいいかなというふうに思っております。
また分からないことがあれば、質問いただけたらまた返しますので、ぜひ1からやってみてくださいね。

よければ参考にしてください。

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最後までお読み頂きありがとうございました。
記事を読んでくださった皆さん、読んだ後に「参考になった!」「賛同できた!」と感じられましたら、ぜひこのプロジェクトを拡散していただけませんか?

そうする事で愛犬と暮らす皆さんが正しい情報を知り、間違った情報を正し、認識を変え、それを日本中に広げていくことが出来ると思っています。
ぜひ皆様のご協力をよろしくお願い致します!

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