お金を出して犬を「買う」のは悪いこと?【4】

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お金を出して犬を「買う」のは悪いこと?【4】

前回の続きです。

例えばSNS上にしても、その人がどういう風な経緯でその犬種を選んで飼ったのか。そんなんSNSの投稿だけではわからない話ですよね。

ブリーダーさんだってスダンダードで遺伝疾患の少ない子達を増やそうと精魂込めて育ててブリーディングして、大切な大切な息子娘たちみたいな存在を、大切に飼いたいと思ってる人にお譲りするというわけですよね。

この人たちも結果的に金銭で売買してるかもしれないけど、そうじゃなくて、そこだけを見るのではなくて、ブリーダーさんがどういった思いで繁殖してるのかとかもちゃんと知ってほしいと思います。
そして前々から色々調べて、考え尽くして、犬を迎える飼い主さんも、これはどちらも叩かれる必要はないし叩くなんてもってのほかやと思ってます。

だからと言って保護犬の里親になるのは反対かと言われたらもちろんそうではないですよ。そういった子を助けたいとかの思いがある方が里親になるっていうのは賛成です。それは自由なんですよ。

ただ、保護犬っていうのはもともと疾患を持ってる子もいてますし、性格的にも大変な子もいてます。
そういう子達もいてますから僕としては、初心者の方がいきなり里親になってっていうのは僕はすごくハードルが高いことだと思っているので、今までも犬を飼ってらっしゃった方や経験豊富な方、要は多少スキルがある方ですね。
そういう方が保護犬を迎えいれるっていうのがすごくいい形ではないかなと思います。

だから僕はどういった経緯で犬を迎えるにしてもきちんと考えた上での決断なのであれば反対ではないということです。
ただ、犬をお金を出して買うことに対して、異常に叩くっていうのはもっての外だと。これはきっぱり言っておきたいですね。

ブリーダーさんはブリーダーさんの務めがありますし、犬を飼いたい方は飼いたい方のストーリーがあります。保護犬を引き取りたい方もそうです。そういうのが各々あるんです。
だから、「お金で買うのは悪だ。」そういった話ではなく、本当の悪っていうのは、手軽に犬を飼い手軽に捨ててしまう方。
これが1番の悪だという風に思いませんか?

このお話に関しても、たくさんご意見があると思いますが、こういった意見もあるんだ、ということが皆さんに伝わればなと思ってお話しさせていただきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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