家族の影響=犬の問題行動【1】

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家族の影響=犬の問題行動【1】

こんにちは、いぬプロの山本です!
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^

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今回のテーマは、実は問題行動を起こす犬のほとんどが家族の影響を受けて行動しているんだよというお話しをしていきたいと思います。

「そんなに関係ないやろ〜」と思われる方もいると思うのですが、ほとんどの場合がそういう傾向にあると言えます。
何割かはもともとその犬が持っている性質、要は親から受け継いだ性格という場合もあるんですけども、そういった性格を飼い主さんの対応次第でどんどん悪い方向にエスカレートさせていってしまうことも多々あります。

ほとんどの場合が家族の影響を受けているということなんですが、何故そう言えるのか?
僕がトレーニングに伺った時、もちろん初めに犬を見ますよね。
犬を見て、だいたい30分くらいでこういう性格なんだなというのを自分の中で分析します。
そしてその後に飼い主さんに色々話しを聞いて行くんですが、(もちろん前後することもありますが)その時の犬への接し方や、小さい頃からどんな風に対応してきたかなど、今までの話を聞いた時に、家族の影響を受けている場合はすぐに分かります。
そしてそれは僕の経験上、問題を抱える犬のご家庭では、ご家族の対応が良くない場合がほとんどなんです。

どんな風に私たちの行動が犬に影響を及ぼしているのかというのは、単純にその犬とご家族の性格・個性が各家庭で様々なので一概には言えません。
なので1つ1つ丁寧に話しを聞きつつ、その子に対する処方箋、要はどういう風に直していったらいいかというハシゴを1から10までオーダーメイドで作っていき、飼い主さんとその犬に1つ1つ登っていってもらいます。

どのご家庭でもトレーニングの始めは犬に何かを教える・伝えることよりも先に、飼い主さんがどんな風に犬に対して振舞っていけばいいのかという事をまず教えていきますね。
そうする事で、ご家族が犬に影響を与えてしまっているところを徐々に先に引いていくんです。
そしてそれを引いた時に何が残るかというと、その犬がもともと持ち合わせている問題になるんですよね。
なので次はそこにアプローチしていけるわけです。
もちろん途中から両立してやることもありますけどね。

【2】に続きます

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