なぜ今柴犬の保護犬が増えているのか?
その理由と対策を解説します!【1】
こんにちは、いぬプロの山本です!
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本日は、「なぜ今柴犬の保護犬が増えているのか?」について話していこうと思います.
保護犬が沢山いる中で、柴犬が今圧倒的に増えているという風な記事をこの前見ました。
なぜ今柴犬が捨てられているのだと思いますか?
やはり僕はそこには理由があると思っています。
柴犬っていうのは日本犬。和犬ですよね。
和犬というのは洋犬と同じようなコミュニケーション能力を持っている子は少ないんですよ。
で、まずそもそもの話、皆さんの持ってる柴犬に対する基準っていうのが、外で飼っている時代の柴犬の基準が結構強いんじゃないかなっていう風に僕は思うんですよね。
日本で犬を家の中に入れて飼うのが当たり前になってきたのは、洋犬がたくさん日本に入ってきた2000年辺り、言うてもここ15年、20年ぐらいの話ですよね。
それまでは柴犬などの和犬っていうのは外で飼っていたわけです。
20〜25年程前はやはり犬というのは外で飼うのが当たり前の日本の文化やったんですよ。
そうするとその当時の犬の飼い方っていうのは、ご飯の時と散歩の時しかほとんど関わりがなかったと思います。
なので柴犬からしたら、すごく嬉しい時間だけを人間と関わることが多かったわけですよね。
だからそもそも揉めることもないですから、柴犬が狂暴やとか、めちゃめちゃ野性味が強いとか、噛むことが多いとかっていう様な記憶ってないんじゃないかなと思うんですよね。
だから結構ご年配の方でも、昔は外で犬を飼っていた時代の飼い主さんは「柴犬は賢かった!」っておっしゃる方が多い印象がありませんか?
でも、そもそも外で暮らしている犬との接点が、ご飯とオヤツとお散歩っていう時代やったんで、そりゃ印象いいわなって、いい場面しか見ないよなっていう風に思うんですよね。
で、それが2000年あたりから洋犬が入ってきて犬を家の中で飼うようになって、それに続いて徐々に柴犬や和犬も家の中で飼う方が増えてきた訳じゃないですか。
そうしたときに、洋犬のコミュニケーション能力を基準としてしまって、それと同じような飼い方を柴犬にもしてしまう。
そうするとどうなると思いますか?
先程も言いましたが、柴犬はコミュニケーション能力は洋犬のように元から備わっている子は少ないです。なぜなら柴犬っていうのは野性味が強いからです。とにかく野性味が強い。
そして柴犬のテリトリーってハンパなく強いわけです。
外で飼われている子達は勿論それでいい訳じゃないですか。
いい番犬として成り立つわけですよね。
でもその柴犬を中に入れたら、単純に中がテリトリーになってしまうということです。
【2】に続きます
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