コロナ禍で子犬を飼う人が増える中、改めて伝えたい子犬の教育の大切さ【3】

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コロナ禍で子犬を飼う人が増える中、改めて伝えたい子犬の教育の大切さ【3】

前回の続きです。

トレーナーさんや訓練士さんでも色んな人はいてますけど、ある程度の頭数は見てるはずです。
そうすると比べるものや基準ってあるじゃないですか。
だからこの子はちょっと飼いにくそうだとか、この子は育てやすそうだとか、それくらいは絶対分かると思うんですよね。

プロの目で見てもらった時に、じゃあこれからこの子がどういう風に今後飼いにくくなるか、どんな問題が出てくるかっていうのをしっかり見てもらってアドバイスしてもらう、そうする事で問題行動を予防していくんですね。

まずはそのマイナスの芽の発見と予防が大切なんです。

子犬の性格っていうのはまだまだ固まってるわけではないんですよ。
これからどんどん伸びて固まっていくわけですから。
例えると竹と一緒のようなものです。
竹って育ってしまうとカッチカチじゃないですか。
でも育つ前ってゴムのように柔らかいですよね。弾力もあるし。
それが伸びてしまうと、多少揺さぶったところで曲がらないですからね。
犬の性格も同じで、子犬の時はものすごく柔軟で、良いも悪いも色んなことをスポンジのように吸収してくれますが、年を取るにつれて竹のようにカチカチな頑固な性格になっていきますから。
これは人も同じですかね(笑)

だからカチカチに凝り固まってしまう前に、まだ性格が柔軟なうちに正しい方向に導いてあげないといけないよっていうのが子犬の教育であるんですよ。
まずこの1つ覚えといてくださいね。

で、そこから先の話になるんですが、じゃあどんな風に子犬のトレーニングメニューを組み立てたらいいかという事を話していきますね。

メニューの前に子犬の教育の話をする時には毎回言ってる事ですが、大前提で必要なのは「十分な睡眠」と「しっかり食べること」「排泄がしっかりできること」です。
まず睡眠は絶対妨害したらいけないです。
家に来てすぐの頃なんかは特に、嬉しいからといって構いすぎたりすると最悪な結果になりますよ。
睡眠不足になると身体的にも精神的にも不安定な子になってしまいますから。
あとはしっかり食べること。食欲ですね。
で、排泄をしっかり家の中でできること。これも大事ですね。

これをまずは1つのベースとして、絶対に覚えておいてほしいと思います。

【4】に続きます

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