ドッグランで遊ばせる時に気をつけてほしいこと【2】
前回の続きです。
次はドッグランの利用をなるべく避けるべき犬について話していきます。
〈ドッグランの利用を避けるべき犬〉
❶攻撃性のある犬
これはもう絶対にアウトですね。
例えば、自分が匂い嗅ぐのはいいけど他の犬に嗅がれると爆ギレする子とかね。
たまにいてますよね。
これは「嫌がる」じゃなくて、「爆ギレ」ですよ。
爆ギレっていうのは、威嚇とかじゃなく相手を攻撃してしまうという事です。
やっぱりドッグランっていうのは他犬との社交場とか、情報交換の場みたいな交流したり遊ぶ場所になるので、新しい犬が入ってきた時には勿論みんな匂いを嗅ぎに行きますよね。
で、やっぱりそれに慣れてなくて爆ギレしてしまうなら絶対よろしくないですし、そういうのが苦手な子がね、いっぱいの犬に囲まれて匂われてってなると本当に恐怖じゃないですか。
そう考えたときに、それって犬の為になるんかっていうと、ちょっとそこはね、違うんじゃないかなと。
ただ恐怖だけ与えて勉強にはならないよねっていう風に思います。
勉強させたいのであれば、攻撃性のない子の場合で、ほどほどの数から慣れさせていくのはいいかもしれませんが、爆ギレして攻撃してしまうっていう子の場合は、その時点でドッグランっていうのは控えるべきだと僕は思っております。
❷執拗に一定の犬を追いかけてしまう犬
こういうタイプの子は、絶対にダメという訳でなく、ロックオンしてしまう子がいる場合は控えた方がいいかなと思うタイプの犬です。
犬の遊び方っていうのは追っかけ合いも入ってくるわけです。
追っかけたり、追っかけられるのが好きな犬種っていてますよね。
「犬と遊ぶのは大好き!」これはいいんですよ。
で、もちろんドッグランの中で、そういう子達だけを目当てに、お互い「追っかけ合いしよう!」みたいな子がたまたまいてて、その子達だけで走ってる分には全然問題ないと思うんですけど、ちょっと怖がってる子、こういう子をロックオンしてしまう子の場合は要注意です。
要は尻尾を巻いてそそくさ逃げて走ってる感じの子ですね。
でもそういうタイプは牧羊犬のように追いたいタイプ側からしたらすごくそそるんですよね。「追っかけたい〜!!」っていう気持ちが膨らむわけですよ。
それで追っかられると、その逃げてやる子はさらに悲鳴をあげて逃げると。
そうなってくると次ははただの追っかけ合いから、獲物を取るみたいな感じの行動にスイッチに入っちゃう子もいているわけですよね。
だからとにかく乱暴に相手を追っかけ回して、自己中で遊んでしまう犬種っていうのはやはり気をつけていただきたいなというふうに思っております。
ここのジャッジも難しいとこだと思います。ただ本当にね、そそくさ尻尾巻いて逃げて、端っこにいてるような子を追っかけたがることもあるんですよね。
そういう子ばっかり追いかけてしまうような犬であれば、ちょっとウチの子は今この時間帯はやめておこうとか、犬が少ない時間帯に走らせようとか、みたいな感じにするのがいいんじゃないかなと思うんですよね。
特に休日になると、色んなところから初めて来る方もいらっしゃるし、ドッグランに慣れていない子がくることも多いです。
そういう時にドックランに入ったら、執拗に追っかけてケンカになったりとか、噛まれてしまったりとか、怖がっている子のトラウマになっちゃうこともあるので、愛犬がそういう傾向がある場合は、入る時間帯や曜日を気にしてあげてもいいかなと思っております。
【3】に続きます
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