ボーダーコリーの性格・注意点【2】

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ボーダーコリーの性格・注意点【2】

 

前回の続きです。

〈基本的な性格・一緒に暮らす上での注意点〉

ボーダーコリーの性格っていうのは基本的に作業意欲が高いんですよね。
犬同士で遊ぶことも勿論好きでしょうけど、それよりも人との共同作業を物凄く好みます。
ただ家族には愛情深いですけれども、知らない人にはあんまり興味を持たない子も多いかなっていう風に思いますね。

活発で、そして結構冷静な判断、自己判断ができるというところもあります。
自己判断ができるということは判断能力の高さがあるということです。
そしてやっぱり記憶力がいいっていうところですよね。
先ほどのコロンビア大学の教授のテストの結果でもあるとおり、覚えが早い。
まあテストの結果が全てとは言えませんけれども、ただ、物覚えっていう理解度の速さはあるかなっていう風に感じますね。

でもその賢さっていうのはね、要領を得ると一転してずる賢さというのにも結び付く訳です。
そもそもボーダーコリーというのはまとめるのが好きなんですよね。
プラスそこに賢さと、下手すればずる賢さもあるとなると、例えば飼い主さんがビギナーの場合は頭脳戦でもやられるやろうし、そして行動力、すばやさっていうところでもやられるんじゃないかなっていう風に僕は思うんですよね。

だから初めて犬を迎えるという方が、1頭目にボーダーコリーを飼うっていうのは僕はオススメはしないです。
ボーダーコリーの理解力の速さ、そして観察力は舐めてはいけません。
そんな観察力があるからこそ、家族がどんな風に次動くかっていうワンパターンな動きとか、それが自分にとってメリットなのかデメリットなのか、結構自分で自己判断して自分にとって得な方、得な方にやっていきたいって思った時に、悪いパターンで言うと、勝手にお仕事をしちゃうということになる可能性はあります。

そこの本能的な部分が、例えば人間との共同作業によっていい風に変えられていくのはとってもいい事なんですけど、人に対して「従う」っていう根本的なところが欠けてしまうと、自分でバイクとか自転車とか走ってる人とかを追っかけてしまう。動いているものに対して過剰な反応をするとかっていうこともあり得るわけなんですよね。

そういうところで言うと、ビギナーの人がそのボーダーコリーを飼うっていうのは、頭脳戦、体力、機敏さ全て負けてしまうと悪い方に進む可能性が大いにありますので、そこに関してはくれぐれも注意していただきたいなと思います。

そういう特色があるんだよということを理解していただいて、その特色をいい風に変えていって、そのポテンシャルを飼い主さんとの共同作業で伸ばしていってあげると大変良い犬になるし、聞き分けが良くなります。
なのでボーダーコリーだけの話ではないですが、必ずリーダーシップというものを飼い主さんが持つ必要があるいうことなんですよね。

そういう意味でボーダーコリーっていうのは、初心者の人は飼いにくいという風にあると。
だから手放してしまう人も同時に多いっていうのはありますね。

【3】に続きます

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