僕が1頭1頭細かいところまでトレーニングを継続する理由【1】
こんにちは、いぬプロの山本です!
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^
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本日のテーマは、「僕が1頭1頭細かいところまでトレーニングを継続する理由」というところをお話ししていきたいなというふうに思っております。
ちょっとざっくりとしたテーマになり、分かりづらいかも知れませんけども、ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。
日本にもいろいろなトレーナーさんとか訓練士さんがいてますよね。
で、そういう専門家に依頼する飼い主さんのニーズとしたら、もちろん「問題のところだけ直してほしい」という人がほとんどだと思います。
全般的にパピートレーニングをされる方については、子犬の時からしっかりしつけ・教育をしたいという意識をお持ちなので、しつけに関しての意識が高い人が多い印象ですが、日本では犬の教育の重要性がまだまだ浸透していないので、やはり愛犬に何か問題行動が出てきて困った時にここを直してほしいなどと依頼される方が本当に多いんですよね。
実際のところ、1回2回のトレーニングで終わる方も稀にいらっしゃいますけど、僕の場合ほとんどの方が長いお付き合いをすることが多いです。
もちろん長い期間やってきているご家族でも、いつか卒業する犬も居るし、継続的にずっと様子を見てほしいということで、生涯見続けることももちろんいっぱいあります。
一生のお付き合いの方も結構多いんですよね。
人によったらそこまでやらんでいいやんって思われるかも知れません。
それでもなぜ僕がそんなに長い期間細かいところまで指導し続けるのかというと、実際現場に行くと、依頼を受けた問題行動の他にも、例えば若干口がでやすいタイプやなとか、このままやとここが今後世話しにくそうやなっていうのは分かるじゃないですか。
でも飼い主さんはそこまで分からないし、当然依頼を受けている部分だけを直せば満足されますよね。
だからそこだけにピックアップして例えば半年くらいでトレーニングが終わりましたよってなったとしても、やっぱり内心「ここで終わったらこの先しんどいやろうな」って思うわけですよ。
今気になってるところはマシになったけれども、今後もっと芽が出るやろうなって。
今の飼い主さんのままでいくと、多分もっともっと出るやろうなって。
でももちろん飼い主さんが卒業と言ったらもちろん卒業に従うわけですけどね。
無理に引き留めることはしませんが、そんな時に僕はしておくことがあります。
例えばその子がこの先10年後ぐらい、シニアになった時、予想通り「これはあかん」っていう風に飼い主さんがもしもなった時、恐らく大体は見てもらったことのあるトレーナーさんや訓練士さんに連絡すると思います。
もちろん僕のとこに電話くるかもしれませんよね。
で、そんな風に改めてお伺いする時の為に、始めから自分のポジションというのをしっかりとっておくんですよ。
どういうことかというと、初めのうちからその犬にとって、僕が目の上のたんこぶの存在になっておくということです。
そうしておくことで、例えば10年後でも何か問題が出た時に僕がお伺いして、そして僕がリード持ったら「ハッ!この人は!」ってフラッシュバックするように思い出すんですよね。
だから僕はそういう風なイメージをつけさせて終わらせておくことが多いんです。
それは飼い主さん言わないですけどね。
将来頼まれるかが頼まれへんか分からんとしても、その可能性を植え付けておくっていうことは必要なんですよね。
【2】に続きます
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