初めてのしつけ(教育)でよくある質問TOP3【3】

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初めてのしつけ(教育)でよくある質問TOP3【3】

前回の続きです。

質問❸「うちの子もう○○歳なんですけど、間に合いますか?」

これは「間に合うか」「間に合わないか」でいうと間に合います。
5歳であろうと10歳であろうとそこから何とか頑張ろうと思ってる飼い主さんであれば間に合います。

ただトレーニングを始める年齢が違うと、大きく変わってくるものはあります。
例えば「木」でイメージして欲しいんですが、子犬の時っていうのはまだまだ細い枝みたいな幹で、土の中にも根を生やしてない状態な訳です。
それが年齢と共に大きく育っていって、下にどんどん根を張って枝も幹も育っていってという風になるんですよね。

だから子犬の時っていうのは何か問題行動があったとしても、まだ幹も細いし根も深くないですから、性格そのものを変えれると言っても間違いじゃないんですね。
だから正しい方法で進めていけば、性格はどんどんいい方にいい方に変わってくるので、必然とその問題も改善されていくんですよね。

ただ、これが5歳6歳なってくるとどうなるかというと、やっぱり5,6年地に根を生やして大きい幹になって枝が分かれていってる訳ですから、なかなか問題を改善するにしても根深いものがあるんですよ。
子犬の時みたいに性格を丸っきり変えようというのは不可能なんですね。
もちろん多少は変わっていきますし、問題の改善は可能です。
けれどもあくまで根っこの部分に問題の種を持ち合わせていると言うことには変わりはないので、問題改善ができたとしても、また悪くならないように、その種が育っていかないように見とかないといけないというか、意識してずっとそれを保つ練習をしないといけないわけですね。
それが子犬の場合は性格が変わっていくわけですから、意識しなくても問題がぶり返しにくいという事なんですね。
それが子犬と成犬の差で、大きな違いになります。

だからと言って子犬も性格が変わったからずっと何もしないでいいかっていうとそうではないですが、正しい関係を結んでいて、ルールはしっかり守らせる事を忘れなければ、すごくやり込まなくても基本的には素直に育っていくんですね。
子犬も全くしなくていいよってことではないですけど、5歳6歳、はたまた10歳から始めるのと、子犬から始めるのでは、改善後のアフターケアっていうのが全く違うんですよね。
なので5〜6歳でも、10歳でも改善は間に合います!それは変わりません。
ただ改善した後の対応、要はケアは違いますよという事ですね。

以上、今回はよくある質問3つに答えてみました。
良ければ参考にして下さいね。

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最後までお読み頂きありがとうございました。
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