問題を抱える犬にとっての本当の「かわいそう」とは?【2】

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問題を抱える犬にとっての本当の「かわいそう」とは?【2】

 

前回の続きです。

 

じゃあかわいそうやからと、今の状態のままでその子と暮らしていくとします。

そうするとこっちは噛まれる訳ですから、どんどんと人とのコミュニケーションもとれなくなっていきますよね。
近づけないから散歩も行けない、もちろん何年も体を洗われへん状態になる訳ですから皮膚病になってしまう事もあるかもしれない。そうなっても病院に行けない、生きていく為のご飯をなんとかあげれるかあげられへんかくらいの飼い方。
ひどい子の場合はリハビリをしなかったらそうなってしまうんですよ。
仮にそうなってしまった時、その「かわいそう」っていっていた人は一体どう思うねんやろっていう気持ちはありますよね。
何かあるたびに無理矢理獣医さんで鎮静剤や麻酔をかけて処置する事になりますよ。
それはかわいそうではないんかな、とかね。
色んなことを考えますよね。

でもトレーニングをしている一場面だけを見てしまうと「かわいそう」って思ってしまうのは仕方ないかもしれません。実際犬にとってはしんどい事をしてる訳ですから。
でも今このしんどい状況を耐えて乗り越えさせてあげれたら、その子ができる事が1つ増えるんです。結果的に楽になるんです。
リハビリトレーニングっていうのはその積み重ねなんですよ。

何も犬に芸を教える訳じゃありません。
先々出来ることを増やすためのリハビリです。
診療、介護、体のケア、、生きるために必要な項目をちゃんと受けれるように、全部出来るようにしましょうという最低限の目標に向かって練習していきます。

でもそれをかわいそうという理由でやらずに一生いってしまったら、さっきも言ったように結局最後に手詰まりなってしまって、かわいそうな方法しか取れなくなって、選択肢がなくなってしまうじゃないですか。

僕はそれが何よりも1番かわいそうな事だと思います。

 

【3】に続きます

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