愛犬が不幸に感じる行動とは?【2】
前回の続きです。
犬からしたら飼い主さんが何でそんな怒っているか、機嫌が悪いのかっていうことすら分かりませんから。
人間やったらこんなことがあってイライラしてねんていうことを伝えることが出来て、それを理解してあげることも出来ますが、犬はそういうわけにはいきませんからね。
飼い主さんが原因も分からないままイライラしてて、自分にそのイライラをぶつけられたとしても、犬からしたら「何で?」っていう風になるわけですよね。
せっかく待っていて帰ってきたのに、何それ、みたいな感じになるわけですよね。
これは特にひとり暮らしになってくるとすごくきついです。
犬からしたら逃げられる場所ないですから。
そしてカバーする家族もいてないっていうことは、今日はちょっとこっちに避難しておこうとかもできないじゃないですか。
もろにそれを受けてしまうということです。
そうすると、犬っていうのは存在消すとか隠れるとか、目の届かない隅にいてるとかっていう風になるわけですよ。
でも逆にそういうイライラな日もあれば、もちろん物凄いニコニコでご機嫌の時もあったりすると思うんですよね。
しかしこれもご機嫌やから良いってわけじゃなくって、それが交互に続いていって飼い主さんの機嫌の波のあるようなとこを見せるとね、帰ってきた時の犬っていうのは、飼い主さんの顔色をものすごく見るようになってしまうんですよね。
で、人の顔色をめちゃめちゃ見るようになってくると、やっぱり一歩引いて不信感じゃないけど、それに近いような感じになってしまいます。
ちょっと今機嫌よさそうやから近寄ろうとか、あ、今機嫌悪いから遠くにいとこうとかね。
そんな風にビクビクしながら生活するのってかなりしんどくないですか?
例えば自分の奥さんとか旦那さんとか、同居人がそういう感じであったらどうでしょう。
本当にイライラしてて怒りんぼで帰ってくるとかね。
かと思えばニコニコで帰ってくる日もあったり、酔っ払ってわけわからん状態で帰ってくる日とかもあって、、、
こうなってくると待ってる方の精神状態でグッチャグチャじゃないですか。
だからメンタル的にも安定しませんよね。
なのでどっちかっていったら社会的ストレスを受けたりとか、嫌なことがあったりしたとしても、帰ってきて愛犬の顔を見たら落ち着くなとか、ほっとするな、とかさ。
そんな考えで帰ってくる方が犬にとってはすごく幸せですし、悲しむことないですから。
そんな風に自分の機嫌で、無関係の愛犬に当たるような態度っていうのは愛犬を不幸にしてしまいますから、万が一当てはまるかも、、と思うことがあれば、改善してあげてほしいなと思っております。
【3】に続きます
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