愛犬のトイレの失敗を激減させる方 【もともとトイレを全く知らない犬の場合⑷】

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愛犬のトイレの失敗を激減させる方
【もともとトイレを全く知らない犬の場合⑷】

前回の続きです。

 

そしてハウスの中の環境をしっかり整えたとしても、やっぱりトレーでない方でも排泄をしてしまうという場合は、トレーでない場所に「ご飯を食べる場所」という印象を強く染み込ませていくんです。

 

それはどうすればいいのかというと、ます食事は必ずハウスの中で与えます。そしてその食事の器を、トイレでないスペースの真ん中にずっと置きっ放しにしておいてくんですね。
そしてまたご飯の時間になったら、そこに直接ご飯を入れてあげる様にしてください。
この時、器の中だけでなくその周りのトレー以外の場所全体にご飯をばらまいてあげてください。

 

これを毎日毎日習慣的に続けていくと、犬の方はここはご飯を食べる場所なんだという風にだんだん認識をしていきます。
これをとにかく習慣づけてどんどん認識を積み重ねて欲しいんですね。
この認識が強くなってくると、次にトレーでない部分にオシッコしようかなと思った時に、「いやちょっと待てよ」と。「ここ器置いてあるし、いつもご飯食べているところやな」と、汚したくないなという気持ちが少しづつ芽生えてくるはずです。ここまできたら大成功ですよね。
じゃあどこで排泄しようかと思うと、残りのスペースはトイレトレーですから。そこを選んでくれたら万々歳ですよね。

 

今説明したのは、トレー以外の全てを取っ払うという1つの方法ですが、もしくは少し高さをつけるというのもまた1つの方法です。
どういうことかというと、ベットの下に10センチくらい底上げして高さをつけてあげるんです。

底上げすると一回一回ベッドに入る為に登らないといけない訳ですよね。(フレームが高めのベッドでもいいですね)
犬ってソファにすぐ乗ったりする子がいる様に、少し高い場所に乗ると少し優越感が芽生えるので、そういった場所で寝る事を選ぶ子は多いです。周りを見渡せるしね。
どちらかというと高さのあるところで寝たい。そういう心理を利用して、少し高さを作ってあげるのも1つの方法としてアプローチする事が出来ますね。

さらに前回と同じ様に、底上げした場所に器を置いてあげて(端でもOK)ご飯の時間に必ずベッドにご飯をばらまいて食事の場所の印象をつけてあげる事でトレーでの排泄の促しを強化していくとベストです。
この時、ベッドを作らず高さだけ出してあげるパターンでもOKですよ。
そこで高い方で器の作戦も同時に進めてあげて、高い方に寝る習慣が付いてから、その後にベッドを置いてあげるのがいいかなと思います。

ここからまず正解をしっかりと理解させられる様に誘導してあげる事が大切です。

 

【5】に続きます

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