犬の一生を考える①【犬にとっての理想の飼い主像とは?】

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犬の一生を考える①
【犬にとっての理想の飼い主像とは?】

こんにちは、いぬプロの山本です!
少しでもこのいぬプロジェクトの活動を広げる為、Youtubeでの動画配信に加え、SNSでも皆さんに正しい情報を発信していこう!ということで、定期的に犬にまつわる様々なテーマについての記事を更新しております^^

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本日のテーマは「犬にとっての理想の飼い主像」について。
これは「もし自分が犬だったら」というイメージで話していこうと思っております。

犬の一生というのは、最初パピーの時期があって成犬になりますよね。
そしてその次に脂が乗っている時期がきます。
まあ犬でいうと4歳5歳6歳くらいですね。
体もアクティブに動けるし、精神的にも経験も積んで、飼い主さんとの関係性もできていて本当にいい時期ですね。
で、今寿命が長いから7歳から一気にシニアになるっていうよりかは、セミシニアみたいな感じかなと。
そしてそこから10歳を越えてきて、徐々に徐々に体力が落ちてきたなとか、寝る時間が長くなったねとか、そういうふうなシニア期が来る。
そこからさらに長生きする子は最後介護が必要なハイシニアの時期が来る子もいますね。
こういうふうに犬の生涯を細かく分けるとこの6つくらいはあるのかなと思います。

じゃあまずね、自分が子犬やった場合どんなお母さんがいいかというのを考えていきます。
もちろん面倒見のいいお母さんというのがまず1番に挙げられますよね。
やはりきちんと排泄の処理をちゃんとしてくれて、お腹いっぱいお乳をくれる、愛情いっぱいのお母さんが理想ですよね。
やはり子犬の頃って授乳回数というのはすごく大事で、子犬は育ち盛りで生まれてからすぐにお乳を飲むわけですから、授乳回数がたくさんあるお母さんの方が兄弟同士で取り合いすることも少ない。ということはカリカリすることもないし、みんなが平和的に暮らしていけるわけですよね。
そういう面で考えると授乳回数の多いお母さんの方がやっぱり嬉しいです。

でもそうやって手厚く世話をしてくれるお母さんに恵まれようと思ったら、そのお母さんの育ち、環境が良くないと難しいんです。ブリーダーさんとの関係性も重要。
そういう全てが揃っていないとお母さんもカリカリしてしまいますからね。
お母さんの安定があるから、子犬も安定するわけです。
やはり自分が子犬やったら、そういうお母さんに育てられたいなって思うじゃないですか。

で、今の法令では子犬を生後56日までは親から離してはいけないっていうことになってますけども、僕はどっちかっていうと親や兄弟ともっと長くいた方が僕はいいんじゃないかなというふうに思うんですよね。
もちろんなるべく早い段階で迎えたいという方も多いと思います。
けれども、逆に自分が子犬やったら、お母さんや兄弟、一緒に育ててくれているブリーダーさんやその家族ともうちょっと楽しく過ごしたいなっていう気持ちにはなると思いませんか?
実際それは良いことだと僕は思っているんですよね。
早く飼い主さんの元へ行くよりは、たくさん愛情をもらって、たくさん遊んで、たくさんの人との関係をそこでまずしっかり結ぶことってものすごく大事だと思うんですよ。

ここからは僕の理想になりますけれども、そんな風に家族の元でブリーダーさんの元で育ちながら、その子犬を迎えたい人という方がいたら、定期的に通うようなシステムができればいいんじゃないかと思ってます。
そこで家族からの愛情をもらいながら、新しい家族ともコミュニケーションをとっておくことで、まったく知らない環境にいくわけではなく「あ、この人知ってる!」って、ある程度顔見知りになっておけると、僕は子犬のためにはその方がいいかなとも思うんですよね。

そしてみんなそれぞれ旅立つ先の環境も違いますし、みんな一緒というわけにはいきません。
この先は1人で寝たり、留守番をしないといけない環境にいくことも多いと思います。
だからその準備として、そろそろ旅立つ子に関しては、バリケンやサークルに入る練習とか1人で寝る練習とか。ちょっとずつその生活のリハーサルを事前にやっておいてもらえるのが本当に理想ですよね。

それなら旅立つ時が来ても、新しいお家でもいつも来てくれていた人はいるし、寂しくないようにちょっとずつ一人で寝る練習をしていってくれてるわけですから、子犬にとっては比較的スムーズに受け入れることができるんじゃないかなあと。
僕はそれがすごい良いバトンなんじゃないかなというふうに思うんですよ。

理想でいうと、4〜5か月とかぐらいまではブリーダーさんの元で親兄弟、ブリーダーさんからの愛情と学習をきちんと受けて、その間に新しい飼い主さんとも定期的に触れ合って関係性を築いておく。
こういう風なバトンの渡し方っていうのに今後変わっていったらいいなという風に僕なんかはそう思いますね。

これが、子犬の時期、自分が子犬にやったらやってほしいなと思える理想の受け渡しの仕方かなというふうに思います。

【2】に続きます

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