犬の一生を考える②【犬にとっての理想の飼い主像とは?】 

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犬の一生を考える②
【犬にとっての理想の飼い主像とは?】

前回の続きです。

で、そこから成犬に育っていく時期ですよね。
これはやはり必要なことをちゃんと学ばしてもらえるという飼い主さんが僕は1番いいかなというふうに思います。
ブリーダーさんのところからのバトンを受け継いでそれで終わりじゃなくて、今から色々なことをちゃんと教えてくれる飼い主さんがもちろんいいですよね。

教えてくれていないのに、犬ってこんなものだろうとか勝手にできるだろうみたいな感じの人もいます。
そんな人よりかは、今後必要な経験を全てさせてくれる人が絶対にいいと思いますし、そういうところを含めて成犬になるまで。要は2歳ぐらいになるまでですよね。
いろんなところを一緒に社会見学して勉強して、そして飼い主とのお勉強。
家の中での過ごし方とか、それぞれの分野でたくさん教えてくれて経験させてくれる飼い主さんっていうのはとっても犬からすると安心できますよね。

お母さんやブリーダーさんからの愛情の火を消さずに、ずっと守ってあげていく。
そんなイメージですね。

でそこから4歳5歳6歳の脂がのってくる時期に入ってくると、やっぱりもっともっとアクティブになっていきますから、ここが一番に飼い主さんと一緒にいろいろなところへ行って、色んな経験して、よく遊んでよく学んで、飼い主さんとの共同作業ができる、要は趣味ですよね。
犬と飼い主さんの共同の趣味みたいなのがあったらいいかなと思います。

こういうスポーツ一緒にやってみようとか。
例えば走るのが好きやったら一緒にマラソンしてみようとか、雪が好きやから一緒に雪遊びに行こうとか、泳ぐの好きやから海や川へ行こうとか。
そんな風に犬と人が色んな環境で楽しめるようにしておく。
これが怖いとかあれが怖いとか、他にも好き嫌いがすごく激しいとかっていう子になってしまったら全然活動もしなくなってくるやろうし、飼い主の方も一緒に出かけるのが億劫なってくると思うので、苦手意識があったらきちんとそれを克服しながら、その子が好きなものを伸ばしていってあげたりとかしてあげる飼い主さんがいいなというふうに思います。

そんなふうにこの時期にしっかりアクティブに体を動かして筋肉をしっかり作ってあげて、刺激をもらっている犬の方がシニアに入ってきても、気持ちが若いんですよね。

そうすると7歳8歳9歳とセミシニアになっても若くいれる。
4〜6歳より若干体力が落ちてくるかもしれないけれども、それをこなせるだけの楽しさっていうか、気持ちがちゃんとついてくると思います。
だんだん筋肉量とか体力とか、瞬発的なところっていうのも落ちてくるのは確かですが、落ち方としては緩やかかなっていう風に思います。
同じ7歳でも若年寄みたいに「え〜外行くんですか?」みたいな「ちょっともう寝ておきたいなあ」とか「動きたくないなあ」というような子よりは「行こ行こー!!」といえる子の方がやっぱりアクティブで楽しいと思うんですよね。犬の方もね。

 

【3】に続きます

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