犬へのコマンドは重要じゃない?【2】
実はもっと大切な事があります!
前回の続きです。
大多数の方はコマンドを教える時におやつを使って教えていると思います。
でもそれで教えられている子達の場合は、口の指示だけで完璧に出来ていたとしても手でやろうとするとめちゃめちゃ体は固いと思います。
最初は絶対に反発しますからね。
例えば伏せの時でも、肩甲骨から後頭部にかけてを手で押すんですが、慣れていない子だとぐっと踏ん張って頑固に伏せへん!っていう風に張り合います。
ソファとかでもそうですよね。ちょっと寄ってほしい時でも頑なに避けない子とか、掃除機かけてる時でも絶対に退かない子とか。
こういうのはおやつで教えられることではありませんからね。
でも、リードと手を使ってコマンドの練習をしている子はちょっと手を添えただけで「はいはい伏せますよ」とか「座りますよ」とか、疑問に思う事なくスムーズに出来るんです。
こういう風にご褒美がなくても、犬の体に手で触れてちょっと押すだけでスッと座ったり伏せたりゴロンできるというのがものすごく大切なんです。
体の固さは心の頑固さです。
要は体が柔ければ柔らかいほど、心が柔軟なんですよ。
素直ということです。
例えていうと電車乗った時とか、満員電車とかもそうかな。
これはイメージしてもらい易いように表現するんですが、一概には言えないんですけど、例えば満員電車とかで人が乗り降りする時とか普通はお互いに避けますよね。
でもたまにギリギリまで避けない人いてませんか?めちゃめちゃ頑固な人。
席座ってる時も同じで、詰められると逆にぐっと押し返すおっちゃんとかね。
体が固くて頑固な子っていうのは、人間でいうとこういう風な感じとイメージしてもらったらいいと思いますね。
【3】に続きます
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