質問に返答!15歳と7歳の留守番ができない分離不安の小型犬【2】

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質問に返答!15歳と7歳の留守番ができない分離不安の小型犬【2】

前回の続きです。

ではその15歳の子も含めてどんな対応したらいいのか?どこからやるのが1番いいのか?と考えてみたので、それをお話していきたいと思います。
これは1つの案として参考にしてもらえればいいかなと思います。

まずこの分離不安の問題っていうのは、お家で飼い主さんと犬達がどう過ごしていて、どういった習慣がついてしまっているのかっていうところが大きく関係していることが多いです。

詳しくお話しは聞いていないので詳細は分からないのですが、この子の場合も15歳からいきなり分離不安になったわけじゃなく、若い頃からそういう傾向にあり、日々の習慣が蓄積されてどんどん問題行動が目に付くようになってきたのではないかなと予想されます。

今の生活環境としては、15歳の子も7歳の子も常に人間の近くにいれて、温もりがあって、ある程度自由に人間の後追いができて、という環境なのではないかと思います。そして人がいなくなると、不安になって吠え続けてしまう。

ここの人がいる時といない時の差っていうのが、どうしても大きい訳ですよね。
だからここのギャップを少しでも埋めていかないといけないという事になります。

ではギャップを埋めるにはどうすればいいのかというと、1つの案としては「人がいてる時にも留守番の状態を作る」という事をします。

でもいきなり成犬と同じようなやり方で、クレートに入れてそこで待機させましょうってやってしまうと、15歳にはちょっとキツいかなとは思うので、まずは1番最初にやってもらいたいことっていうのは、まずは行動制限からかけてみたらどうかなと思うんですね。
部屋の1カ所で首輪とリードをつけた状態で行動制限をかけるんです。
まず自分が自由にあっちこっち部屋中動き回れないという状況に慣らしていくことから始めるのがいいと思います。
だって家の中で行動制限かけられることも我慢できないのに、留守番できるかって言ったら絶対に無理ですよね。

で、自分はリードをつけられてて動けない中で、お母さんとかご家族が犬のいる部屋から離れたりするだけでもやっぱり大騒ぎすると思います。
そりゃ今まで好きな時に好きなだけ後追いが出来たから、家の中では問題が出なかったと思うんですけども、繋がれてしまったら吠えて吠えて大騒ぎですよ。

でもやっぱりこれを改善していきたいとなると、こういうところからやらないといけない訳です。

【3】に続きます

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