質問に返答!15歳と7歳の留守番ができない分離不安の小型犬【3】

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質問に返答!15歳と7歳の留守番ができない分離不安の小型犬【3】

 

前回の続きです。

じゃあその大騒ぎしている時にどう対処していけばいいのか?

元気な年齢の子達なら、しつこく吠えることに関してもちろん叱ってもいいと思います。
でも飼い主さん的にも15歳の子になんて叱りたくもないし、強く注意するのも怖いし、やっぱり打つ手っていうのが少なくなってくるわけじゃないですか。
叱ろうとしてもどうしても15歳ということもあって、犬には全く伝わっていないような軽い叱り方で終わってしまうと、犬にとっては相手してもらってるって感じに捉えられてしまって余計ひどくなるパターンもあります。
だからこの子の場合多少は吠えるっていうのを覚悟でやっていくしかないかなと思います。

その覚悟で係留して行動制限をかけて普段の生活の習慣を変えていくのが最初の課題です。
これは15歳と7歳の子、両方同時にやって下さいね。

係留する時の注意ですが、腰より上の位置でリードをかけてあげて下さい。
そしてその子の近くに水と休めるベッドを置いてあげるといいです。
あとは人が離れていてまたその場に戻ってきても、特に犬に声をかけたりはしない様にして下さいね。

今生活の中での犬との癒着というか、密接になりすぎているところをやっぱり変えていかないと、分離不安を直すのは難しいですからね。
過剰な声かけや目配せは無いように注意してもらえたらいいかなと思います。

今後、仕事などで緊急で外出しないといけないことが増えるとか、本当ににそうなっていく可能性があるのであればね、今から私生活の中で構ってあげる時間っていうのをなるべく減らすべきだと思います。

これは家の中の習慣を変えていくのが目的なので、家で相手してあげれない代わりに外に散歩行く時間や回数を増やすとか、外に出た時にいっぱい構ってあげる時間を作ってあげるのはいいと思います。
外ではたっぷり構ってあげる。けども家に帰ったらある程度クールな付き合いというか、誤解されないように多少距離をおくと。
ここが改善への大事なポイントになってくると思います。

【4】に続きます

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