赤ちゃんが生まれる前に愛犬にしてあげられる事【3】

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赤ちゃんが生まれる前に愛犬にしてあげられる事【3】

前回の続きです。

そしてもうひとつ。
子どもが苦手な犬と赤ちゃんとの距離感についてですね。

先ほども言った通り、犬だからといって家族をすべて受け入れるということに過度に期待をしてしまったら、僕はかわいそうかなと思っています。
もし本当に子どもが苦手で、なおかつ今まで人に対しても噛んだことがあるとか、飛びつくとか、子どもを見て興奮して追っかけるとか、そういう行動があったのであれば、やはり最初から赤ちゃんと密に接するっていうのはすごく危ないことなので、僕は最初は生活スペースを分けてあげるのがベストかなと思います。

それが犬の為でもありますし、赤ちゃんの為にもなります。
赤ちゃんを怪我させるわけにはいかないですからね。

でもやはり別々にする分、別のところで愛犬との時間も必ず作ってあげて欲しいなと思います。
もちろん子育てでしんどいのは分かります。
でも犬にとってはそれも必要で、ガス抜きがないと鬱憤がたまってしまって、どこかにその鬱憤をぶつけないとストレスが発散できないっていう状態になりますから。
そこでストレスを吐いたときにめっちゃ叱られたら、余計に卑屈になってしまうに決まってますからね。

そして赤ちゃんも、あっという間にハイハイしたりとかつかまり立ちをしだす時期になると思います。
そうすると物でも何でもつかむことから始まるじゃないですか。だから犬のことも掴んでしまうわけですよ。
優しく触るということはできません。最初は掴むんですよね。
なのでそうなったときに、掴まれた拍子に「やめろ!」といった感じで噛もうとしたりみたいな感じになるとたちまち仲が悪くなってしまいます。
赤ちゃんが犬のことを嫌だと思っていなくても、犬の方がこいつ嫌だ!と思ってしまうので、そういう時期というのは、特に犬が神経質とか赤ちゃんが苦手なこであれば、極力お互い出しっぱなしにして任せたままにするのは避けるべきかなと思っております。
お母さん一人で犬と赤ちゃんを危なくないように見るというとなかなか完璧にはいかないと思いますし、赤ちゃんが何かいろいろ掴んでは落としたものを犬が食べてしまってなんて事もあり得ますからね。
だからお互いの安全の為に、ハウスを使うっていうのがすごく大事かなと思っていますね。

【4】に続きます

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