子犬が我が家にやってきた!
まずやるべき事は?教える順番は?【2】
【お家に来た日〜散歩に出るまで編】
前回の続きです。
〈環境編③〉食事の回数=1日2食は絶対NG!
ペットショップやたまにブリーダーさんからでも、子犬なのに食事は1日2回でいいですと言われることがありますが、それは大間違いです。
できれば生後6カ月くらいまでは1日4回はあげてください。
これも睡眠と一緒でおなかが減りすぎたらいろいろな問題が出てくるんですよね。
周りの物を壊して食べだしたり、イライラして吠える、催促するなど不安定になります。
1日4回の食事だと約6時間おきに与える事になりますので、授乳回数と似たような感じでお腹がちょっとすいて起きたら食べて、と常にお腹が満たされている事で安定します。
それが深い睡眠にもつながるので、6ヶ月くらいまでは4回、6カ月後からは3回、1歳を迎えたころから2回にするのがベストな与え方です。
ここを怠るとメンタルの崩れにもなりますし、食糞にもつながる可能性もあるので、出来る限り回数は守って頂けたらなと思います。
食事の量についてですが、今はネット上で自動計算ができます。
子犬の月齢や100gあたり何カロリー等をいれると適性の量が出てきますので、わからない方はそれを参考にして頂けたらなと思います。
〈環境編④〉1日に必要な飲水量は【体重(kg)×48】
犬が1日に必要な飲水量は【体重(kg)×48】で出てくる量になります。
簡単に言うと、1kgあたり50~60mlというのを目安にしてください。
例えば4kgであれば約200ml程度。
これを把握しておくことで隠れた病気の発見にもつながります。
1kg あたり90ml以上飲んでいる場合、もしかしたら病気の可能性もあるという事を頭に入れておいて下さいね。
多飲はホルモン系の異常などの問題もありますので、一つ目安にしてほしいと思います。
〈環境編〉まとめ
① まずは何より睡眠が第一!
② 子犬がぐっすり眠れるための環境づくりを
③ 子犬の食事は1日2回は絶対NG
④ 1日の必要な飲水量は体重(kg)×48
【3】に続きます
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