【質問に返答!】 「良いブリーダーさん選びのポイント・見学時のポイントはありますか?」【3】

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【質問に返答!】
「良いブリーダーさん選びのポイント・見学時のポイントはありますか?」【3】

前回の続きです。

では次は実際にブリーダーさんのところに見に行く時に、何を見るかについてですね。

まず見てほしいポイントが犬舎の衛生的なところですね。
僕は犬舎に関しては古くてもかまわないと思います。
ただ衛生的であればいいわけですよ。
そして、次に見てほしいところは、ブリーダーさんと親犬の関係です。
ブリーダーさんと親犬の関係が非常に良好で、犬がブリーダーさんのことを信頼しているのは誰が見ても一目瞭然っていう関係が理想ですね。

そして実際に親犬に会わせてもらった時も見て欲しいんですが、コミュニケーション能力が高く挨拶をしっかりしてくれて、子犬が横にいてもカリカリしていない子。
これが大事なポイントなんですよね。
要は母体重視ではなく、数を量産して売り上げを重視するところというのは、年に2回交配・出産をさせているところもあるんですよ。
そういうところでは、母親がちゃんと栄養も取れてなかったり、睡眠もあまりできていなかったりする訳です。
そうすると慢性的なストレスがかかってカリカリするわけじゃないですか。

そうじゃなくて、環境も整っておりブリーダーさんとの関係も良好である。
そんなアットホームな雰囲気の犬舎では、やはり親犬も精神的にカリカリしていないわけですからね。ここも大事なポイントになります。
で、実際に子犬達に触れさせてもらう時、傍から見たときに親犬がものすごく大事にしてるなぁ。すごい世話をしてるな。子犬達はよく寝ているな。ぶくぶく太ってるなー。とかっていうところや、ブリーダーさんが子犬を手に取っても、親犬がまったく怒らないで全部信頼しているよっていう風に感じとれるところがいいなと思っております。

あとは親犬の遺伝子検査をしてくれていれば、なおいいかなと思います。
今は遺伝子検査でその親犬の持っている遺伝疾患等は、結構わかりやすくなっています。
親犬が遺伝性の疾患を持っているならば、その子犬ももしかして予備軍かも知れません。
そういう子犬を絶対に選ばないでっていうわけではありませんが、先に知っておけば「こういうところに気をつけないといけない」という予防もできますし、知識や心構えとしても準備ができますからね。
そして最近では遺伝子検査によってある程度の性格もわかるようになっているみたいです。
それに関しては僕も経験をしていないので詳しく話せず申し訳ないのですが、とにかくこういった詳しい検査をしてくれているブリーダーさんはおすすめですね。

あとはそのブリーダーさんから引き取った飼い主さんが、お里を自信をもって紹介してくれていたりすると安心ですよね。
そんな風にブリーダーさんのネットワークがあってもさらにいいのかな、と思っております。

ただ、結局は自分の目で見て聞いたことが1番の情報になると思いますので、実際に探して電話をかけて、足を運んでみるまではわからないことも多いですから、今回の話も参考にして頂き、納得できるようなブリーダーさんを探してもらえたらなと思っております。
よければぜひ参考にしてくださいね。

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最後までお読み頂きありがとうございました。
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そうする事で愛犬と暮らす皆さんが正しい情報を知り、間違った情報を正し、認識を変え、それを日本中に広げていくことが出来ると思っています。
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